ミュージカル「オペラ座の怪人2」を見てきました!

コヴェント・ガーデンに近い、アデルフィー・シアターで「オペラ座の怪人2」とも呼ばれるミュージカル『ラブ・ネバー・ダイズ』を見てきました。

コベント・ガーデンの東端にあるアデルフィー・シアター

コベント・ガーデンの東端にあるアデルフィー・シアター

こんにちは!ロンドンナビです。今日はウエストエンドにあるアデルフィー・シアターでミュージカルを見て来ました。今回見に行ったのは、日本にもファンが多い「オペラ座の怪人」のその後、という『ラブ・ネバー・ダイズ』です。

■ ウエストエンドはミュージカルのメッカ

ここが劇場への入口。チャリングクロス駅から徒歩約5分です。

ここが劇場への入口。チャリングクロス駅から徒歩約5分です。

ウエストエンドはニューヨークのブロードウエイとならぶミュージカルのメッカ。1マイル(1.6キロ)四方に約50もの劇場があるそう。「オペラ座の怪人」をはじめ、「キャッツ」、「レ・ミゼラブル」もこのウエストエンドで生まれました。ロンドンでのお目当てが「ミュージカルを見る」という人も多いのもうなずけますね。

■ アデルフィー・シアターへ

開演時間を知らせる看板、毎晩7時半から

開演時間を知らせる看板、毎晩7時半から

今日ナビが訪れたアデルフィー・シアターはコヴェント・ガーデンのすぐ東側、ストランド(Strand)という通りに面して建っています。夕刻になると、劇場が集まるこのエリアには素敵なドレス姿の若い女の人や、きちんと正装をしたご年配のカップルが歩いていて、華やかな雰囲気が漂っています。劇場に出かけるのに どんな服装がいいのかしら、と悩んでしまうかもしれません。ところが、ロンドンのミュージカルは、観光客が多いこともあり、ジーンズにスニーカーでもまったくOKです。少しお洒落をして出かけると、より一層楽しめますよ。
プレシアター・ディナーが用意される超VIPプランもあります

プレシアター・ディナーが用意される超VIPプランもあります

開演前にシャンペンのひとときを楽しんでみては

開演前にシャンペンのひとときを楽しんでみては

■ チケットを買うなら…

劇場の玄関に当たる部分<br>チケットオフィスは右側にあります<br>(photo by really-useful group)

劇場の玄関に当たる部分
チケットオフィスは右側にあります
(photo by really-useful group)

チケットはロンドンのソーホーにある「Half Price Ticket」などと掲げた劇場チケットのブースでも買えますが、良い席を確実に押さえるならやはり劇場自身が運営しているウェブサイトで買うのをお勧めします。特に「ロンドンへの旅の目的」が「ミュージカル鑑賞」という人はもちろんです。
チケットは、ソーホーにあるチケット屋さんでも買えます

チケットは、ソーホーにあるチケット屋さんでも買えます

半額で手に入ったら運がいい?

半額で手に入ったら運がいい?

■ 開演まであとわずか

座席は1,500あり、ウエストエンドでは大きめ

座席は1,500あり、ウエストエンドでは大きめ

客席は満員、すでにほとんどの人が席に座っています。ナビの隣の人は「オペラ座の怪人」の主題歌、「ジ・ファントム・ジ・オペラ」を口ずさんでいます。1806年に建てられたこのアデルフィ・シアターは1,500席あり、ウエストエンドでは大きめの劇場です。ところが、例えば「オペラ座の怪人」が上演されているハー・マジェスティックシアターのようなクラシカルな装飾はなく、ちょっぴりがっがり。
話は「怪人」から10年後の1907年、舞台もパリからニューヨークへ。「怪人」のオープニングは大シャンデリアがとても印象的でしたが、「ラブ・ネバー・ダイズ」はコンピューター画像を駆使、キラキラした光が立体的な空間を舞台の上に作り出しています。あっと言う間に物語の世界に吸い込まれてしまいました。ロンドンの舞台はどこでも楽団(オーケストラ)の上手さに感動してしまうナビですが、今夜はそれももちろん、ミュージカル界の巨匠、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの美しいメロディラインに酔いしれました。ところどころに前作の曲がちょっぴり顔を出したりもします。

■休憩時間には飲み物を

幕間にはぜひ、ワインやシャンペンを

幕間にはぜひ、ワインやシャンペンを

前半はナビの大好きな怪人、ファントムが歌うシーンも多く、あっと言う間に休憩時間です。興奮したせいかのどが乾きました。ロンドンのミュージカルでの休憩時間はだいたい20分くらい、軽く飲み物を飲む時間は充分あります。シャンパンやワインを楽しむ人たちもたくさんいます。客席の隅では、アイスクリームが売られています。幕間にこのアイスクリームを食べるのが楽しみ、という人もたくさんいます。
玄関のスペースの一角には記念品売り場も

玄関のスペースの一角には記念品売り場も

ミュージカルや劇場はシャンパンを楽しむ大人やお金持ちのためだけではなく、子供や普通の人たちのものでもある、なんて思うのはナビの考えすぎ、でしょうか? ロンドンのミュージカル鑑賞は日本と比べると金額的にもリーズナブル、しかもたくさんの演目から選ぶことができますよ。

■そして、結末は…

タクシーやバスも遅くまで走っています

タクシーやバスも遅くまで走っています

むむむ…そうですか。結末を書くことは残念ながら出来ませんが、2時間以上の舞台は本当にあっという間でした。劇場を出ると街はまだまだ賑わっています。あちこちの劇場から出てきた人たちもたくさん歩いています。タクシーもたくさん走っていますし、少し遅い時間でも心配はありませんよ。ロンドンのウエストエンドでは毎夜2人のファントム(怪人)が歌っているのか…なんて贅沢。そんなことを思いながら帰路につきました。皆さんも是非ロンドンでミュージカル、見ていってくださいね。以上、ロンドンナビでした。

その他情報

Special thanks to "Really Useful Group."
www.reallyuseful.com

劇場のサイト:http://www.loveneverdies.com/ 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-01-14

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