ロンドンの中心に遥かに広がる広場。ネルソン提督とライオン像がランドマーク。
こんにちは、ロンドンナビです。
沢山の観光場所があるロンドンですが、ハート・オブ・ロンドンと言っても過言ではない場所と言えば、トラファルガー広場です。5万人もの人を収容できるといわれているこのトラファルガー広場を中心にバッキンガム宮殿、ビッグ・ベン、ナショナル・ギャラリーなどのロンドンを代表する観光名所が広がっています。
今回はそんなトラファルガー広場の魅力をご紹介します。
トラファルガー広場への行き方
最寄駅は地下鉄Charing Cross(チャリング・クロス)駅。この駅はさまざまな観光名所の最寄駅であるためたくさんの方向を示す看板が駅構内に出ていますが、めざすはTrafalgar Square(トラファルガー・スクエア)です。看板に沿って地上に出ればあなたが目指していたトラファルガー広場に到着!
ネルソン記念柱
トラファルガー広場にはいくつかの銅像が立っていますが、その中でも最も高い銅像がネルソン提督の記念柱です。この広場は1805年イギリス軍がフランス・スペイン連合艦隊との戦いに勝利したことを記念して作られた広場であり、その戦いで殉職したホレイショ・ネルソン海軍提督の功績を称えるためにこの像が立てられました。何と高さは約46メートル!
ネルソン記念柱を囲む4つのライオン像
ネルソン記念柱は高すぎるがゆえになかなか記念写真を撮るのが難しく、その代わりに記念写真を撮る銅像として人気なのが、記念柱を四方に囲いたたずむライオン像。これは1782年に沈没したイギリス軍の船ロイヤル・ジョージ号に取り付けられていた大砲から作られているそうです!日本の百貨店でおなじみの『三越』の前に必ずあるライオンの像はこのライオンたちをモデルに作られたという逸話も。
ネルソン像以外にもいくつも像があります
ナショナル・ギャラリーに向かって左にはチャールズ・ジェームズ・ネピア将軍の像、右にはサー・ヘンリー・ハブロックの像、そして今一番ホットな銅像は2013年7月25日に登場したビビットな青色のニワトリの像。こちらはドイツ人アーティスト、カタリーナ・フリッチュの作品で2015年春頃まで展示される予定です。
美しい噴水
広場の真ん中には美しく大きな噴水があります。夏は子ども達が中に入って遊んだりしていることも。常に大勢の観光客たちが噴水の周りに腰を下ろしており素敵な休憩場所として大活躍しています。
一直線上にはビッグ・ベンも見える
トラファルガー広場から大通り一直線上に歩いていく先にはロンドンのアイコニック的存在、ビッグ・ベンが!歴史感あふれる建物の先に見えるビッグ・ベンはより感動的にキレイに見えるはずです。写真を撮るのを忘れずに!
ストリート・アーティスト達も終結
この広場にはダンサー、イラストレーター、シンガーソングライターなどさまざまなアーティスト達が集まってきてパフォーマンスを行っています。ロンドン市より許可を貰ってパフォーマンスを行っている人達がほとんどなのでレベルも高く、常に人だかりが出来ています。謎の着ぐるみを来た人達などパフォーマーとは言えない怪しい人達もいたりしますが、一緒に写真を撮ったりした場合は50ペンスほどのチップをあげてもいいかもしれません。
ナショナル・ギャラリー&ナショナル・ポートレートギャラリー
トラファルガー広場に来たからには立ち寄りたいのがナショナル・ギャラリー&ナショナル・ポートレートギャラリー。この2つの美術館は無料で入ることができ、カフェなども充実しています。お天気の良い日はナショナル・ギャラリー前のちょっとした芝生のスペースで日向ぼっこを楽しむ人たちも。まさにヨーロッパといった光景が楽しめる場所です。
ハトにはエサをあげないでください
その昔、観光客の数をもしのぐハトのたまり場であったこの広場!鳩用のエサなんかも売られていたりしたのですが、衛生面の問題から2003年よりハトへのエサやりが禁止になってしまったようです。
いかがでしたか?
トラファルガー広場は年間3000万人以上の観光客が訪れると言われているロンドンのメッカ的な場所。日によっては大きなイベントなども開かれており、年に一回日本の大きなお祭りも開催されています。タイミングが合えばそういったイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか?
以上、ロンドンナビでした。