海賊船、ゴールデン・ハインデ号が繋留してあるドックのすぐ横の細道を入っていくと、突然、壁一枚の「遺跡」が目の前に現れます。これが、1140年から1626年ウィンチェスター主教の住居だった場所で、いまでは建物の一部分だけが壁となって残っています。
当時、実力のある宗教家たちは、テムズ川南岸のこのあたりに住んでいたそうですが、1814年に起きた火災で周りはほとんど燃えてなくなってしまいました。、この『壁』も後の時代に建てられた建物の一部分として取り込まれていましたが、その後周辺の建物を整理して現在の形になっています。
基本情報
住所 | Clink Street, London SE1 9DG |
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料金 | 露天にむき出しになっており、自由にいつでも見られます。 |
ホームページ | http://www.english-heritage.org.uk/daysout/properties/winchester-palace/ (英語) |
行き方 | 国鉄・地下鉄ロンドン・ブリッジ(London Bridge・ジュビリー/ノーザン線)駅から西方向へ出て、ボロー・ハイストリートをテムズ川と反対のほうに向かいます。最初のT字路を右折すると前方右手にサザーク大聖堂が見えてくるので、これを目印に先に進みます。聖堂の前のT字路を左折し道なりに進むとストーニー・ストリートとのT字路にぶつかります。そこを右に曲がり、まっすぐ歩くと「ゴールデン・ハインド号」という海賊船が停泊しているので、その脇の路地を東へ進みます。駅から徒歩約10分。 |
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スポット登録日:2010-11-30