バラ・マーケット

こんにちは、ロンドンナビです。
ロンドナーたちはもちろん、観光客にも大人気の食事どころと言えばやはりマーケットフード。チップやサービスチャージの心配なく、安価で美味しいモノを手に入れることの出きる場所としてお昼時にはものすごいにぎわいを見せています。
そんなマーケットの中でも、もっとも食べ物に特化している場所と言えばバラ・マーケット！今回はそんなバラ・マーケットをロンドンナビが詳しくご紹介いたします。

バラ・マーケットでは何が楽しめるの？

フードマーケットの元祖の趣

何度もマーケット閉鎖の危機に直面しながらも、ロンドナーたちに何とか支えられ閉鎖を免れてきたバラ・マーケットは1756年から250年以上の歴史を持つフードマーケットのもはや元祖的な存在。スーパーマーケットがいたるところに立ち始めるようになっても、やはり新鮮で良いものはマーケットからという考えを持つ人たちがイギリスには多く、時代の波にうまく身を任せながら常に大賑わいを見せるマーケットとして地位を確立しています。

新鮮な食材

イギリス国内で採れた新鮮な肉、魚、野菜をはじめとする料理人たちもうなる素晴らしい食材が並びます。この食材をめがけて、料理好きの人達がホームパーティー用に食材を仕入れたり、またはパーティーでなくてもちょっとした良い食事を楽しみたいときなんかに朝から買い出しに出かけるロンドナー達も多いそう。

外国の食材もたくさん手に入る

イギリス原産の食材のみならず、スペイン、イタリア、ドイツなどヨーロッパ諸国をはじめとする食材店がすらり。その中でもチーズ屋の種類が多く、訪れた人たちは試食を楽しみながらお気に入りの1つを見つけ購入していきます。

ランチにぴったりのテイクアウェイ屋台

バラ・マーケットで有名なのは料理に使える食材を手に入れることの出来る場所であるという他に、ランチを手に入れることの出来る場所として人気を博しています。イギリス料理代表のパイ＆マッシュのお店から、タイ料理を代表するパドタイ、ドイツ代表のホットドック、インド料理、スペイン料理などなど世界各国の料理をレストランよりも安価で楽しむことが出来ます。

スイーツも見逃せない

バラ・マーケットにランチをゲットしに行こうと考えている方に挑戦してもらいたいのがここに売られているスイーツたち、ケーキにクッキー、チョコレート、ヌガーなどたくさんのスイーツのショップが出ています。基本的にケーキ屋さんはフォークもつけてくれるのでホテルに滞在している方はホテルに戻ってから食べてもよし、ケーキを買ってテムズ川沿いまで歩いて行ってロンドンの街並みを眺めながらスイーツを楽しむもよし！

ナビおすすめのショップ　ベスト3

ドイツのホットドック屋さん

ゆでたソーセージか焼いたソーセージ、いずれかからソーセージを選びホットドックを注文します。ただこのホットドック、おなか一杯になるほどの超巨大ホットドックなんです。ソーセージの上にサワークラフトと呼ばれる酢漬けのキャベツを載せてくれますが、これがまたおいしい！サワークラフトは載せるか載せないか、聞いてくれるのでピクルスのような酸っぱいモノがあまり好きではない人は断った方がイイかもしれません。このホットドック、価格は約4ポンド。その割にはボリュームがありコストパフォーマンスは◎！

タイのパドタイ屋さん

タイ料理の焼きそばのような料理。野菜、肉各種、エビから具を選んで伝え、注文するとその場で炒めて作ってくれます。辛さも聞かれますので、辛いのが好きな方は「チリ？」と聞かれたときに「YES!」と答えて辛くしてもらいましょう。そうでない場合は断ってください。一応屋台にスイートチリソースが置いてあるので、自分で辛さを調整することも可能です。こちらのお店は注文を受けて作り始めるので少し時間はかかりますが、美味しさは間違いなし。価格は具によって変動しますが約5ポンド。

チーズケーキ屋さん

バニラ味、チョコレート味、キャラメル味などなど色んな種類のチーズケーキを販売しているお店があります。チーズケーキ1つが3ポンドと少し高く感じるかもしれませんが、チーズケーキ好きなら間違いなくうなるうまさ。人気のお店なので、すこし列が出来ているかもしれませんが、そんな時はどのチーズケーキにするか吟味する時間を楽しんでください。なお、このお店はしっかりナプキンとフォークをくれるので、お天気の良い日であれば、タワーブリッジを眺めながらケーキを食べるとなんだかロンドンに暮らしているような気分になるはずですよ！

いかがでしたか？
ロンドンの台所とも呼ばれているこのバラ・マーケット。是非ロンドン滞在中のランチに一度使ってみてくださいね。一つ注意が必要なのはフードのマーケットが木曜、金曜、土曜の3日間限定なので日にちをご確認ください！
以上、ロンドンナビでした。