現地直送! ロンドン五輪・開幕直前情報

日本人選手への期待高まるロンドン五輪、まもなく開幕です!

五輪パークのメーンゲートです

五輪パークのメーンゲートです

こんにちは、ロンドンナビです。
今日は、本番を控えたロンドンオリンピックの周辺情報を一気にお伝えします。
観戦にでかけられる方にはもちろん、テレビで観戦する方にも、会場の周りがどんな様子になっているかわかっていただけるように構成してみました。
現地では訪英した選手や観客が気持ちよく過ごせるよう、さまざまな準備が行われています。現地からの直前情報をご覧ください!(写真は一部を除き、7月21-24日撮影)
選手村の中は賑わっているようですよ

選手村の中は賑わっているようですよ

日本選手団の区画がわからず残念

日本選手団の区画がわからず残念

開会式は27日。実際の競技はいつから始まるの?

メーンスタジアムへはこのあたりから入ります

メーンスタジアムへはこのあたりから入ります

五輪の開会式は、7月27日の夜9時から始まります。でも、それより前に行われる競技もあります。開会式前の競技として注目したいのは男女サッカーでしょう。ただ、試合が行われるのは地方の大都市なので、ロンドンに滞在している人はテレビで楽しみましょう。なでしこの初戦は25日にウェールズのカーディフで行われます。

7/25から ロンドン市内の道路に五輪専用レーン

道路は混むので、各会場へは地下鉄で!

道路は混むので、各会場へは地下鉄で!

選手や大会役員、マスコミ関係者などの足を確保するため、市内の主要道路の一部車線が「オリンピック・ロード・ネットワーク(ORN)」に指定され、25日から全面的に施行されます。
先行して規制された東部の道路では、普段30分行ける距離が3時間かかるという大渋滞も発生しています。
観戦客がロンドンを運転するケースはまれでしょうが、タクシーに乗る際はぜひ気をつけてください。

観戦は公共交通機関利用で!

世界からの観戦客を出迎えるストラットフォード駅

世界からの観戦客を出迎えるストラットフォード駅

観戦チケットには競技当日のロンドン市内全線1日乗車券が付いていますから、これを利用して会場へと向かいましょう。
地下鉄の運行状況は、主要各駅に完備された無料wifiを使ってチェックできます。日本からスマホ持参の人はぜひ試して見てくださいね。
ロンドン地下鉄では、混雑状況がわかるサイトを設けています。競技日程から逆算して、混みそうな駅の「混雑予想」もあらかじめ作られていますから、事前に調べておくと良いかもしれませんね。
DLRストラットフォードインターナショナル駅

DLRストラットフォードインターナショナル駅

会場最寄りの駅はとんでもない混雑となるでしょう

会場最寄りの駅はとんでもない混雑となるでしょう

入場には厳しいセキュリティチェックが

駅からゲートに向かう道。当日は混み合うでしょう

駅からゲートに向かう道。当日は混み合うでしょう

テレビで競技を見ていると観客が楽しそうに観戦しているように見えますが、実は会場に入るには、競技開始の2時間前に行かねばなりません。なぜなら、テロ対策で厳しいセキュリティチェックが行われるためです。
しかも会場への液体物の持ち込みは、飛行機に乗る時と同じ規定が設けられており、100cc以上の容器に入った水などは持ち込めないことになっています。

切符がなくても楽しめる競技は?

水泳のアクアティックセンター

水泳のアクアティックセンター

公道で行われる競技も意外と多いです。観戦券もないのに、とにかくロンドンに来ちゃったという人でも公道での競技なら無料で見られるでしょう。
公道での競技で日本人にとっての人気種目はといえば、やはりマラソンでしょう。特に今回のコースは、ロンドンの主要な観光地をめぐるルートとなっており、観戦場所を選ぶのにも一苦労です。女子は8月5日、男子は11日に行われます。
そのほか、公道での競技は、7月27-28日の自転車ロードレースをはじめ、競歩やトライアスロンなどがあります。
ただ、公道での競技には、メダル獲得が期待される英国人選手が出場するため、想像以上の人出(数十万人になる恐れも)が予想されますから、最前列で見たいならそれなりの準備と努力が求められます。

オリンピックパークへの入場は?

パーク内にある競技施設一覧

パーク内にある競技施設一覧

競技会場に入れないまでも、メーン会場であるオリンピックパークの敷地に入ってみたいという人もいることでしょう。ところが困ったことに、パークに入るだけでも入場券が必要で、自由に歩くことができません(しかも、入場券は事前に売り切れています)。
なお、パークにある競技施設で観戦予定の人は、もちろんパーク内を歩くことができます。

市内の大画面で競技を楽しむ

五輪を芝生に転がってみる人もいるかも

五輪を芝生に転がってみる人もいるかも


競技を生でみるのはなかなか難しいのですが、ロンドンの人々と五輪気分を味わうなら、市内に設けられた大画面で競技を楽しむという手があります。
主な大画面観戦スポットとしては、ハイドパーク(7/28-8/12)、ヴィクトリアパーク(7/27-8/12)があります。たいていの日は無料で入れますが、ハイドパークの12日は閉会式にちなんだ有料コンサートが行われます。
その他、ごく普通の街中のパブでも五輪競技の映像が流されることでしょう。特に、夕方から夜にかけては、各競技の決勝が行われますから、英国人選手の活躍次第ではお店で大騒ぎという場面にも出会えるかもしれませんね。

各国の宣伝用ハウスにも行ってみよう!

日本選手の姿も見えました

日本選手の姿も見えました

五輪の場を使って、主要各国は自国のPRを行うために、ロンドン市内に宣伝用ハウスを設けています。開幕に前後して本格的に稼働するため、ナビによる取材がまだ進んでいませんが、今後、訪問したら皆さんにも様子をお伝えする予定です。国によって、入場が無料だったり、有料だったりしますが、だれでも入場できます。

開幕後に競技チケットが入手できる可能性は?

ゲート前にあるチケットブース

ゲート前にあるチケットブース

すでに報道でも伝えられているように、サッカーのチケットを中心に数十万枚が売れ残っていると言われています。とくにサッカーなどの球技は、トーナメントの進行次第でチケットを買い足さねばなりません。
関係者の情報によると、「開幕後はメーン会場のチケットブースなどでも自由に切符を買えるようにする」とのことですから、日本チームの勝ち具合によってチケットを買い足すこともできそうです。詳しいことが分かり次第、改めてお伝えします。
観戦チケットの動向はもとより、市内交通の混雑具合が「ふたを開けて見ないとわからない」不安はありますが、とにかくいよいよ熱戦の火ぶたが切られます。日本選手の活躍に期待したいものですね!
以上、ロンドンナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-07-26

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