王室グッズをお土産に!

街にあふれる、王室関連グッズ。これぞ英国という品をあなたも是非!

こんにちは、ロンドンナビです。
今日は、英国の君主であるエリザベス女王とその王室に関係するグッズやお土産について紹介しましょう。意外なことに、街のあちこちに女王や王室の人々にかかわるアイテムを見つけることが出来ますよ。

愛されている証?

とりあえず、ロンドンの街のあちこちにあるお土産屋さんを覗いてみましょう。店頭に並ぶ絵はがきに注目!
ビックベンやタワーブリッジ、ロンドンアイといったおなじみの風景の絵はがきの中になんと、エリザベス女王のお顔が……。
様々な女王の写真が使われた絵はがきが売られているのは驚きです。日本で、例えば美智子妃のそんなものがあったら…いや、ありえないですよね。不敬罪、という文字さえも浮かびます。
女王以外の王室一族の絵はがきもあります。最近増えているのは、ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻のもの。チャールズ皇太子のお面も売っていますし、未だに故ダイアナ妃のも売られていますよ。

王室関係の品々、大きく分けて3種類!

英国ではこのように、王室一族に関わるさまざまな品々があらゆるところで売っています。では、王室に関係する品々はどのように扱われているのでしょうか? 皆さんによりわかりやすいようにナビが3つのパターンに分けてみました。
(1) 王室が王冠などをモチーフにして、一般の人々に売っている、いわば「王室の公式おみやげ」
(2) 王室の人々にお納めする「御用達」の商品。一般的には「ロイヤルワラント」と呼ばれるもの
(3) 女王をはじめとする王室の人々をモチーフ(図案)としたお土産物
では、(1)から順に紹介してみましょう。
(1)の例:宮殿のギフトショップで

(1)の例:宮殿のギフトショップで

(2)の例:王冠マークのついたロイヤルワラント

(2)の例:王冠マークのついたロイヤルワラント

だみー

だみー

正規なら宮殿お膝元のショップへ

正規なら宮殿お膝元のショップへ

(1) に当たるグッズは、バッキンガム宮殿近くにあるギフトショップで扱われています。並んでいるものすべてが王室公認といっても良いほど。お値段は少々高めですが、裏返すと「Her Majesty’s of Queen」と女王のお印が入っているのが圧巻。恐れ多くて処分出来ない箱や缶にうやうやしく入れられた紅茶やビスケットはナビの一押し。
2012年の女王即位60周年「ダイヤモンド・ジュビリー」を記念するきらびやかなプレートやカップ&ソーサーなどの陶磁器のコレクションにも目を見張ります。普段使いの品としては、ティータオルがオススメ、おみやげとして手頃かもしれませんね。

皇太子のオウンブランド「ダッチー・オーガニック」

ダッチー(Duchy)は、チャールズ皇太子が1990年に創設したオーガニック食品のブランド。チャリティー目的で運営されていて、皇太子が一般市民向けに売っているという商品ですから、ある意味「王室一族の公認グッズ」といえます。
オーガニック素材にこだわったクッキーや、紅茶やジャムなどがあります。販売は高級スーパーのウエイトローズ(Waitrose)のみですが、お値段はお手頃。おみやげにも最適ですね。

ロイヤルワラントの代表格はここ! F&M

さて、(2)のロイヤルワラントについて紹介しましょう。
ワラントを授けられたお店は英国中にありますが、なかでもフォートナム・アンド・メイスン(F&M)。2012年のダイヤモンド・ジュビリー記念行事の一環として、エリザベス女王、カミラ妃、キャサリン妃の王室の女性3代が一緒にお買い物に訪れたこともあります。
日本では、紅茶だけがあまりにも有名な店ですが、それ以外にも高級食材や様々なものを扱う総合デパートです。そしてなんといっても王室御用達。きらびやかな王冠マークが誇らしげに刷られたパッケージはここでこそ買えるアイテムと言えるでしょう。

お土産屋さんのグッズはやや怪しい?

では(3)に当たる、女王など王室一族をモチーフにしたグッズについても紹介しましょう。2011年にウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤル・ウエディング、そして2012年にはダイヤモンド・ジュビリーと2年続けて王室に関わる大きな行事が行われたロンドン。いまでもこれらの関連グッズが街にあふれています。
しかし、質についてはイマイチ。出所のかなり怪しい写真をスキャンして貼付けただけのマグカップにスプーン、キーホルダーなどを目にすることができるでしょう。こういったものをわざわざ取り締まったりはしないのが王室の心の広いところ?いまでも「記念に」と喜んで買う観光客が大勢いるのが微笑ましいですね。

昔の王族関連の資料やお土産なら…

歴代王族に関するグッズを探すなら、ロンドン塔に向かいましょう。併設されたスーベニアショップには場所柄、王族に関するグッズが揃っています。
人気があるのはやはりヘンリー8世でしょうか? 子供向けと侮るなかれ、一枚にまとまった王室系図などは、興味深いですよ。連綿と続く王族の歴史への理解がちょっぴり深まります。
また、市内中心部にあるナショナル・ポートレート・ギャラリーには王族の肖像画がたくさん飾られています。
もうひとつ気になるグッズがあります。それはキャサリン妃の出産祝い関連のもの。20年以上ぶりの女王直系のベビー誕生とあって、街には関連商品があふれることでしょう。
お土産に困ったら王室グッズを!英国ならではの楽しいチョイスかも知れませんね。
以上、ロンドンナビでした。


関連タグ:王室御用達

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-05-08

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