コンビニで買える現地グルメ@ロンドン

ロンドンで増加中のコンビニ形態の店舗。意外とおいしい食べ物が並んでいますよ!

こんにちは、ロンドンナビです。
きょうは、ロンドンの「コンビニグルメ」についてご紹介しましょう。
スナックからサラダ、サンドイッチ、さらにはメーンにもなるお弁当など、ロンドンのコンビニには意外と多くのアイテムが揃っています。

ロンドンのコンビニ事情

まず、ロンドンのコンビニ事情を簡単にご説明しましょう。
近年では、アジアの国々でもセブンイレブンやローソン、ファミリーマートなど「日本のコンビニ」がどんどん増えていますが、イギリスには残念ながらありません。「コンビニのない暮らし」が考えられない人たちには「恐怖」かもしれないです。
一方、イギリスでは大手スーパーが積極的に市街地へ「エクスプレス」と呼ぶ小型店舗を出店。日本で言うコンビニのように利用されています。
イギリスでは出店規制が厳しく、一定の規模を持つ店舗は日曜日は16:00には閉まってしまいますし、平日でも20:00ー21:00に閉店してしまう場所も多いです。そんな中「エクスプレス」は、早朝から23:00ごろまで開いているので、夜遅い時間にお腹が空いてしまったり、今夜ホテルで飲むお水を買い忘れたときなどに立ち寄ることもできます。

コンビニがある場所

コンビニの出店数は、日本の大都市の中心街ほどには「詰まって」いませんが、それでも地下鉄駅一駅に一カ所は設けられています。確実にある場所は、ロンドンの鉄道ターミナル駅の構内。ここには、マークス&スペンサーのシンプリーフードが設けられています。日本人の目には「コンビニにしては大きい」のですが、営業時間が長いという点で、コンビニっぽく利用できます。

「ミールディール」がお買い得

イギリスのスーパーやコンビニには、「ミールディール」というセットがあります。これは「主食(サンドイッチなど)」「飲物」「果物またはお菓子、デザート」の3ジャンルからそれぞれ1品目ずつ選んで、セットにして買うと割引になるもの。
「主食」は、定番のサンドイッチだけでなく、イギリスですっかり市民権を得たお寿司、パスタサラダ、中東料理などからも選べます。
「飲物」は、ミネラルウォーター(炭酸入りがあるので注意)やソフトドリンクのペットボトルのほか、おいしいヨーグルトドリンクも選べます。
「果物またはお菓子、デザート」ジャンルは、けっこう選択の幅が広くて悩みます。旅行中あまり食べられない果物のパック詰めがナビのオススメですが、イギリス人が主食代わりにする「クリプス(日本のポテトチップス)」の小袋を選んで、あとでおやつにするのもいいですね。キットカットなどのチョコレートバーという選択肢もあります。

ディナーにできるコンビニグルメ

コンビニに限らず、イギリスのお店には、ありとあらゆる「レディーミール(Ready Meal)」が売られています。これらは、電子レンジやオーブンで温めないと食べられず、旅行者には向かないかもしれません。仮に宿泊先で電子レンジが使えることが分かっていれば、試せるメニューは一気に広がります。
レンジで温めるレディーミールとしては、インドカレー(ご飯付き)、各種パスタ、イギリスの伝統料理「ソーセージ&マッシュ」などが代表格です。
もしも電子レンジが使える見通しが立たない、ということなら、サラダやサンドイッチ、あるいはあらかじめ温めてあるパイやソーセージロールくらいが無難なところでしょうか?面白いメニューとしては、ファジタ、クスクスなど。日本ではあまりなじみがありませんが、移民の多いロンドンではごく普通に売られています。試してみる価値ありです。

ビールやワインのおつまみになるものが充実

「コンビニグルメ」を、「お酒のおつまみ」までジャンルを広げると選択の幅は一気に広がります。スコットランド産のスモークサーモンや、イタリアやスペイン産ハム・サラミ、さらにフランス製のチーズなど、ありとあらゆる欧州のおつまみを試せます。特に、ハムやチョリゾーなどは検疫の都合で日本に持って帰れないませんから、この機会にあれこれ食べてみてはどうでしょうか?

気になるお値段は…

「コンビニグルメ」のお値段は、品目にもよりますが、レストランで食べるのと比べ3分の1以下に収まります。特にレストランでは、飲み物が割高な上、メーンだけ食べて帰ってくるようなこともできないですから、多種多様なアイテムを少しずつ試せるという点で、好適かもしれません。
ただ、ものによっては「小さなサイズで売っていない」こともあり、冷蔵庫がないとムダになる場合もあるでしょう。缶ビールも1本ずつでは買えません。利用するホテルなど宿泊施設の状況に合わせて、買い求めるものを決めることを忘れないでください。

「ロンドンのコンビニグルメ」いかがでしたか?
何はともあれ、ロンドンに着いたらお店に急ぎましょう。食べてみたいもの、試したいメニューがあれこれ見つかることでしょう。
以上、ロンドンナビでした。



上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-07-09

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