4日間にわたってシティを燃やし続けた、1666年に起きた「ロンドン大火」。ロンドン大火では、パン屋のかまどから出た火が、当時木造家屋が一般的だったシティの街を焼き尽くしてしまいました。シティの一角には、このときの被害とその後の復興を記念して建てられた高さ62mの石づくりの塔が建てられています。
この塔は、セントポール大聖堂などを設計したクリストファー・レンによるもの。62メートルという高さは、塔が建つ場所から火元になったプティング・レーンまでの距離を表しています。ただ、大火をきっかけにロンドンの街並みは今のようなレンガ造りになり、火災保険の制度も誕生しました。
塔の内部にはらせん階段(311段)があり、登れるようになっています。
台座の部分には復興に尽力したチャールズ2世の姿が刻まれています。
ちなみに、シティにある地下鉄駅「モニュメント(訳すと「記念碑」)」は、この大火記念塔が人びとの間でザ・モニュメントと呼ばれていることに由来しています。
基本情報
住所 | Monument Street, London, EC3R 8AH |
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電話番号 | 020 7626 2717 |
営業時間 | 9:30 - 17:30 |
休業日 | 12/24-26、1/1 |
料金 | 3ポンド(タワー・ブリッジ・エキシビジョンとの共通券あり) *2011年2月現在 |
ホームページ | http://www.themonument.info/ (英語) |
その他の情報 | http://www.themonumentview.net/ も参考に! |
行き方 | 地下鉄モニュメント(Monument・サークル線/ディストリクト線)駅からイーストチープ(通り)を東に進み、最初の角を右折すると、目の前に塔が見えます。徒歩約2分。
またはDLRバンク駅から一度地上に出て、キング・ウイリアム・ストリートを南下し、ハウス・オブ・フレイザー(デパート)を背中に左前方に進むと塔があります。 |
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スポット登録日:2011-02-18