3&4月のロンドン 【2014年】

ロンドンの3−4月のイベントを紹介します!

こんにちは、ロンドンナビです。
3月から4月にかけてのロンドンは、暗くて寒い冬の日々から一気に春へと向かいます。 3月の中旬まではまだ寒いですが、中旬以降は日も長くなり、徐々に暖かくなります。ただ、今年はイースターが4月20日と例年に比べ極端に遅いのが特徴。一般的な感覚では「イースターを過ぎると暖かくなる」というのが定説ですが、はたして4月下旬まで暖かくならないのか、それとも早めに暖かくなるのかどんなことになるでしょうか?
では、3月と4月のイベントをご紹介しましょう。

3-4月のロンドンの気候

3月は東京よりやや寒いです。日差しは割と強いため、暖かいように見えますが、気温は思ったより低め。外出の際は、しっかりとした防寒を忘れないようにしましょう。
4月も東京よりやや寒いくらい。上旬からはさくらを見ることができます。イースター頃はだいたい薄手のジャンパーをはおるくらいの気候です。

平均気温と降水量

3月:最低 6°C/最高 12°C 降水量 31.7mm
4月:最低 8°C/最高 14°C 降水量 46.2mm

3月のイベント

1日:セント・デービッドデー
ウェールズ系の人々が、守護神セント・デービッドを敬うために行う行事です。

4日:パンケーキデー
イースターを控え、卵やバター、牛乳などの贅沢品を使い果たすために設けられた日、とされています。当日は、市内のあちこちでパンケーキをフライパンに載せて走るパンケーキレースが行われます。国会議員のセンセイたちもレースに参加します。

5日:サッカー国際親善試合 イングランド×デンマーク
ワールドカップ本番を控え、本選出場を決めたイングランドが親善試合を行います。場所は「サッカーの聖地」ウェンブリー・スタジアムです。

17日:セント・パトリックデー
アイルランド系の人々が、守護神セント・パトリックを敬う日。例年、緑の衣装をまとった人々がパレードなどを行います。イベントは前日16日にトラファルガー広場で行われます。

30日:夏時間実施
日本との時差がこの日から8時間となります。

4月のイベント

6日:ザ・ボートレース
オックスフォード大とケンブリッジ大がテムズ川を舞台に行うレガッタの大会です。観客は数十万人とも、すでに100年以上の歴史があります。
今年はスタート時間が午後6時と、例年になく遅い時間に始まります。

13日:ロンドンマラソン
市民マラソンとして世界的に有名。例年、日本からも多くの有力選手が参加します。3万人以上の市民ランナーも、ゴールに向けひた走ります。
スタートはグリニッジパーク、途中タワーブリッジやカナリーワーフ、ロンドン塔、ビクトリアエンバンクメントを経てバッキンガム宮殿前の通り「ザ・マル」がゴールとなります。このルートはロンドン五輪で使われたものと異なります。

17日-9月7日:展覧会「アンリ・マティス:ザ・カットアウツ」
フランスの近代画家マティスの特別展が、テート・モダンで行われます。1936-54年の間に描かれた作品120点が一堂に会します。

18-21日:イースターホリデー
「復活祭」のお祭りとして、例年4日間の連休となります。年によって日程は変化します。

23日:セント・ジョージデー
イングランドの守護神セント・ジョージを敬う日。イベントは20日にトラファルガー広場で行われます。

25-27日 FINAダイビング・ワールドカップ2014
オリンピックで使われたプールで、飛び込みのワールドカップが行われます。英国の有力選手の出場も見込まれています。

ナビのおすすめ オリンピック公園の散策

2012年ロンドン五輪で使われたオリンピック会場が、一般向けの公園としていよいよ開放されます。五輪終了後、ふつうに入れるようになるのはこれが初めて。公園は自然の川が流れている場所に作られており、園内には英国風庭園をはじめ、渡り鳥も飛んで来る湿地帯、噴水などが設けられています。
一般開放は4月5日から。合わせて公園内にある展望台「オービット(Orbit)」へもこの日から登れるようになります。また、水泳会場だったアクアティック・センターは3月1日から一般開放されます。

今年の冬は例年になく暖かい日々が続きました。春先の気候はどうなるでしょうか? 楽しい春のロンドン滞在になるようお祈りしています。
以上、ロンドンナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-02-27

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