7月のビッグ・イベント「ヘンリー・フェスティバル」を横目にテムズ川でピクニックとクルージングを楽しんできました!
こんにちは、ロンドンナビのマーボです。今回はテムズ川の流れる美しい街ヘンリーでボートにのってヘンリー・フェスティバルを思う存分楽しんできました。
7月の1週目は「レガッタ」、そして続く2週目は「ヘンリー・フェスティバル」と、ヘンリーでのこの行事を毎年楽しみにしているイギリス人は多いはず。私にとっても今回で3回目の「ヘンリー・フェスティバル」、お友達がボートを持っていて一週間停泊するというのでお邪魔してきました。
ヘンリーへ
天気は快晴、文句なしのボート日和。
ロンドンのパディントン(Paddington)駅からトワイフォード(Twyford)駅まで電車で約1時間。そこから約15分ほどでヘンリー・オン・テムズ(Henley-on-Thames)駅に到着。
ヘンリーはフェスティバルの時期でなくても何度か行ったことのある場所です。テムズ川が優雅に流れ、街はお花で囲まれ、人々はフレンドリーでいつも本当にいい場所だな〜と憧れてしまうところ。駅からリバーサイドまでそんなことを考えながら歩きます。
お友達のボート「リトル・イーグレット2号」
こちらが本日の主役のボートです。キッチンもベッドもあるから、この日から友達はボートに寝泊まりするそう。夜空がきれいなんだろうなー。
フェスティバルが開催されている対岸に停泊しているので、私たちはフェスティバルを遠目にクルージングをしながらピクニックを楽しむことにしました。ちゃんとシェードも椅子も用意してくれていたので、もう快適。これがなんか、いー雰囲気なんです。何をするでもなく、シャンパンを飲んでおつまみつまみながらゆっくりおしゃべりして。んんんー、最高!暑い日が続いていたけれども陰に入れば風がスーっと吹き抜けていきます。
クルージングに行きましょう!
荷物番をしてくれるというジェネラスな友達に手を振り行ってきまーす!
青と白のシマシマのテントは一週間前のレガッタの際、競技用ボートが停まっていたところ。今週はもう空っぽ。
ローイングボートが通り過ぎます。一週間前はこういうボートの競技があったんですね。
アンティークな船もお出ましです。ここでディナーが食べられるみたいだけど、まだ時間が早いので人が少ない。
こちらがオペラの会場。ちゃんとお金を払って入った人しか舞台は見れないようになっていますが、音はしっかり聞こえてきます。
たっぷり一時間半のクルーズでした。かなり満喫〜!
リバー・タクシー!?
おとなりは、リバー・タクシーをやっているスティーブさん。フェスティバルの始まる時間になると対岸に渡るためにたくさんの人がこのタクシーを利用するためやってきます。
日本から家族や友人が来たときは、絶対このイギリスっぽくてなんか優雅な体験をしてほしい!と思いからスティーブさんにちょっと聞いてみたら、なんとボートの貸し切りチャーターもやっているというではありませんか。これは絶対に見逃せない!本当におすすめ。ヘンリーでは夏になるとイベントが盛りだくさん。ボートにのる機会はいっぱい!
なんて騒いでいたら乗せてくれるというのでお言葉に甘えてまたクルーズしてきました。フェスティバルは9時近くから始まるので、この時間になると正装した人たちがどんどん集まってきます。本日のフェスティバルのメインはオペラです。フェスティバルの会場で楽しむ人たちもいれば、船の上でその奏を楽しむ人など過ごし方はいろいろ。
ゴンドラに乗って歌を歌ってもらうというサービス。
これまた雰囲気が上がるんです。
この人たちはボートにのったままオペラを楽しむんですね。
若い男の子たちもお父さんに連れられてきているそうです。この後、着替えをして出かけていきました。
とってもいい気分で、ボートの揺れに体を任せ大好きな友人とオペラをBGMに楽しめるなんて本当に贅沢。以上、英国夏の風物詩ヘンリーからロンドンナビのほろ酔いマーボがお届けしました。