ロンドンで現地情報をチェックできる機関を紹介します。
ピカデリー近くにある政府観光庁の案内センター
ロンドンに着いてから、地図をもらったり、詳細な情報を得るために「インフォメーションセンター」は何かと重宝します。ただ、それぞれの「センター」はジャンルによって細かく専門領域が分かれているので、自分が聞きたい内容によって使い分けるようにしましょう。
■空港のインフォメーションセンター
空港内施設の案内はAirport Informationで聞こう
ヒースロー空港の各ターミナルには、各機関が案内所を置いています。
1)空港そのものの案内所空港運営会社BAAの案内所では、空港内施設についての案内が得られます。
自分が乗りたい便のカウンターの場所や、空港内のショップ・レストランの場所を尋ねるときに利用しましょう。
また、市内への交通機関についての案内も受けられます。
2)ホテルの案内所ロンドンに着いてから宿を探す人はここに立ち寄りましょう。市内観光バスの予約もここで受け付けています。
3)市内交通の案内所ヒースロー空港「ターミナル123」駅と、ターミナル4,5それぞれの到着ロビーには「ロンドン交通局のインフォメーションセンター」があります。市内への切符やオイスターカード(非接触式ICカード)が買えるほか、バスや地下鉄のマップがもらえます。
空港やユーロスターの駅にはホテル案内カウンターがある
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地下鉄・バスの案内はロンドン交通局のインフォメーションへ
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■ロンドン交通局のインフォメーションセンター
ロンドン市内の主要地下鉄駅(キングスクロスセントパンクラス、ヴィクトリア、ピカデリーサーカス、ユーストン、パディントン=国鉄駅構内にある場合も)には、「ロンドン交通局のインフォメーションセンター」があります。市内への切符やオイスターカード(非接触式ICカード)が買えるほか、バスや地下鉄のマップがもらえます。
■国鉄駅のインフォメーションセンター
国鉄駅にある「鉄道関係」の案内所
ヴィクトリア駅にて
ロンドンの主要駅に置かれている案内所では、「どこ行きの列車が、何時に何番ホームから出発」といった情報が得られます。ただ、この案内所では「駅の近くの○○ホテルへはどう行ったらよいか」といった、鉄道に関係のない内容の質問は基本的に受け付けてくれません。前述の「ロンドン交通局のインフォメーションセンター」で尋ねる方がよいでしょう。
■英国政府観光庁のインフォメーションセンター
ここにいけば、英国のことは何でも聞ける?
ピカデリーサーカスに近いヘイマーケット(Haymarket)通りに、英国政府観光庁の案内所があります。ここでは、ロンドンはもとより、英国全土の観光に関する案内を提供しているほか、ホテルの予約代行、ミュージカルなどイベントの予約も受け付けています。さらに両替所、ヨーロッパ各地への鉄道切符の販売代理店「レイルヨーロッパ」の窓口も併設しています。
旅人が欲しがりそうなおみやげもそろう
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ここではホテルの予約や劇場チケットの手配もできる
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英国各地への旅のパンフレットも入手可能
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欧州大陸への切符手配はここで
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■関係サイト
・ロンドン観光局の案内サイト(日本語)
http://www.visitlondon.com/jp/
・英国政府観光庁の案内サイト(日本語)
http://www.visitbritain.com/ja/JP/
・鉄道(ナショナルレイル)の案内サイト(英語)
http://www.nationalrail.co.uk/
・ロンドン交通局の案内サイト(英語)
http://www.tfl.gov.uk/
■ロンドンパス London Pass
個人旅行の強い味方、ロンドンパス
(2冊の案内書付き)
指定の期限内に、指定の観光地へ何カ所でも回れるという周遊券『ロンドンパス』があります。これを一度買えば、パスでカバーされる観光地やアトラクションならどこでも、無料で入場できます。時間内にできるだけ多くの場所を訪れればよりお得というわけです。パスが使えるアトラクションでは、入場の際、入口の案内係員にカードを見せるだけ。入場券を買う手間もはぶけますし、多くの観光地では優先入場もできますから、時間の短縮にもなります。パスは、観光地入場券のみのものと、ロンドン交通機関の1‐6ゾーン内の移動に使えるトラベルカード付きのものがあり、それぞれ1、3、6日間用があります。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-09-27