初めてのロンドン旅行!ロンドンに行く前に知っておきたいこと10のコトをご案内します。
こんにちは、ロンドンナビです。
ロンドンにはとにかく沢山の国の人々が旅行や仕事で集まっています。そのため、決まったマナーなんてないんじゃないの?と思いきや、マナーやルールはやはりイギリス流のものが根付いているんです。日本で普通だとされている事でも、ロンドンではビックリするほど失礼な事だったり、相手を驚かせてしまうことだったり、危ないことだったなんてこともしばしばあり、初めてロンドンに訪れた日本人の方が恥かしい思いをしたり悔しい思いをすることも。今回は皆さんがそうならないために事前に知っておきたい
10のコトをご紹介していきます。
それではスタート!
その1 裏ピースは控えておこう
写真を撮るときにピースサイン、しますよね。日本では裏ピースをすることが多いのですが実はこれ、海外では別の意味を持っていて、
裏ピースの意味はイギリスをはじめとする海外諸国で中指を立てる行為と同じになってしまうのです。さらに裏ピースを口元の当てる行動もイギリスでは卑猥な意味があるため避けておく方が無難でしょう。裏ピースをして写真を撮っているだけで怒鳴られるようなことはありませんが、周りに不快感を与えてしまう可能性はあります。
その2 公衆トイレは有料なのでコインを持っておくこと
ロンドンには日本のようにあちこちにコンビニがあってトイレを借りるということはできません。街中でトイレに行きたくなった時にはデパートや駅のトイレを利用することになります。小さなショッピングビルや駅の
トイレは有料のところが多く、また小さなコインしか受け付けていないところがほとんど。両替の機械などもなく他の人に両替をお願いしても旅行客が多いため英語が通じないこともしばしば。ということで、常にお財布に10ペンスや20ペンスが入っているようにしておいた方が◎。トイレを借りるためにせっかくカフェに入ったのに使用不可になっていたなんてこともしばしばあるので要確認が必要です。
その3 食事お会計時にはチップの必要の有無をレシートで確認
ほとんどのレストランで
「Service charge(サービスチャージ)」なるものを取られます。これは本来私たち来店客が店員のサービスによって渡すか渡さないか決めるチップなのですが、基本的にお会計の際にすでに10~12.5%上乗せされています。もし渡されたレシートに書かれていない場合はお会計の
10%チップを払うようするとよいでしょう。ちなみに、サービスがあまりにもひどかった場合は払う必要はありません。ガイドブックにイギリスではチップを払う文化があると書かれているためこのサービスチャージがすでに会計に含まれているにも関わらず、レシートを確認していなかったためチップを払ったという方も多いようです。
その4 少額の支払いはなるべく小さな額の現金で払うこと
日本ではコンビニで100円のお買い物をしたときに1万円札で支払ってもおつりがくるのがあたりまえですが、イギリスではそういうことが当たり前ではありません。おつりをしっかりと用意していないお店も多かったり、スーパーのセルフレジや駅のチケット発券機などでも50ポンド札のような大きなお札は使用できません。おつりを間違えられることも多いので、なるべく換金の際に少額のお札を多く貰うようにしてロンドン市内でのお会計では小さな額の現金で支払うようにしましょう。
その5 公共交通機関利用にはオイスターカードとトラベルカードの利用を
古いガイドブックには載っていな情報としては2014年夏からロンドン市内の
バスでは現金での支払いを一切受け付けていません。ということでオイスターカードかトラベルカードを持っていない限り乗車することが出来ないんです。ちなみに地下鉄や鉄道利用の際もオイスターカードがトラベルカードの利用を強くお勧めします!なぜなら紙のチケットを一回購入する金額はオイスターカードやトラベルカードで支払う額の倍近くするからです。
その6 携帯電話をポケットに入れない
今ロンドンで多発しているのがスマートフォンのスリです。よくあるパターンがスマートフォンで写真を撮ったあとにポケットに入れて、気づいた時にはスラれていたというもの。
スリは観光スポットで観光客たちの動きを見ています。混雑している街中で誰かにぶつかられてもそこまで気にしませんよね?でもその瞬間にスラれているんです。ということでスマートフォンの管理には注意しましょう。お財布もポケットに入れるのはさけておいた方が無難です。
その7 パブやクラブはID(身分証明証)必須
ロンドンの中心部ではお酒を販売しているパブやクラブで入店前に身分証明書の提示を求められるところが多く持っていないと絶対に入れてくれません。人気のクラブになると入店まで2時間並ぶこともしばしばあるにも関わらず身分証明証を持っていなかったという理由で入れてくれないこともしょっちゅうあります。昔はパスポートのコピーでも身分証明書とみなしてくれるところも多かったのですが最近ではパスポートのコピーは基本NG。ということでパブやクラブに行く時には
英語で表記された
身分証明証(パスポート、国際免許証、国際学生証)などを持っておくようにしてください。レストランはお酒を販売していても身分証明証なしではいれます。
その8 マーケットではコイン多めの現金を準備しておくこと
実店舗よりもおつりをしっかり用意していないのがマーケット。そしてクレジットカードを使えないお店がほとんどです。高額な商品を取り扱うアンティークのお店などはクレジットカートを使うことが出来ますがそれ以外の10ポンド以下で買うことの出来る品物を売っている場所では20ポンド札を出してしまうと相手を困らせてしまうこともしばしば。店主がおつりをもっていなかったばかりに好きなアイテムが買えないなんてことにもなりかねないので、なるべく細かいお金を準備してマーケットには足を運びましょう。
その9 外でマスクをしない
イギリスではマスクをつけるのはよほどの重病の場合のみのよう。とは言え、重病人が街中を歩いている訳でもないのでマスクを着けている人に遭遇することはほぼありません。なので、日本では乾燥対策のためにマスクを着けて外出することはふつうですがロンドンの観光地でマスクを着けて歩いているとちょっと変な目で見られてしまうことも。周りもマスクを着けた人が公共機関で隣に座ってくると「この人はひどい病気にかかっているのかな?」と心配になってしまうため「郷に入っては郷に従え」ということでロンドンではマスクはしない方がよいでしょう。
その10 次の人のことを考えてドアは押さえておく
ロンドン旅行中にきっと何度も遭遇することになること状況。デパートやレストラン、洋服屋さんなどに入るとき、自分たちで押したり引いたりするタイプの扉があるところでは多くの人が扉をおさえていて次の人が入ってくるのを待っていてくれます。そういった状況に遭遇した場合気持ちよく感謝の気持ちを述べるとともに、あなた自身も次の人が扉に向かって歩いてきているのが見えたら少しの間扉をおさえ待っておくようにしましょう。これがイギリス流のマナーです。
いかがでしたか?
日本にはないさまざまなマナーやルールがイギリス・ロンドンにはあります。恥ずかしい思いや悔しい思いをしないようこれらの10のこと、頭の片隅に覚えておいてロンドン旅行をたのしんでくださいね。
以上ロンドンナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-05-27