１年でもっとも寒い月、２月が来ました。寒さに負けず、観光に出掛けましょう！
チャイナタウンでは旧正月のお飾りも見られますよ！
こんにちは、ロンドンナビです。
歴史的な暖冬とはいえ、2月はやはり寒い日が続きます。
今月は、1812年2月7日に生まれた、英国を代表する小説家のひとり、ディケンズ（Dickens）の生誕200年を迎えることから、市内のあちこちで関連行事が行われます。また、冬の風物詩ともいえるラグビーの国別対抗戦「6カ国対抗ラグビー（シックスネーションズ）」が始まります。
2月のロンドン、主なイベントをご紹介しましょう。
（2月には祝日はありません）
＜イベント＞ ディケンズの生誕200周年関連イベント
ディケンズ博物館の正門です
小説『クリスマス・キャロル』をはじめ、『オリバー・トゥイスト』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『二都物語』、『大いなる遺産』などの作品を書いたディケンズ。弱者の視点で社会を諷刺したことで、英国の国民的な作家と位置づけられています。関連イベントをいくつか紹介しましょう。
ディケンズの肖像です
■ディケンズとロンドン DICKENS AND LONDON日時：開催中（6月10日まで）
場所：ロンドン博物館 MUSEUM OF LONDON
■チャールズ・ディケンズ ＆ ザ・スーパーナチュラル CHARLES DICKENS AND SUPER NATURAL
日時：開催中（3月4日まで）
場所：大英図書館 BRITISH LIBRARY
■ディケンズ・オン・スクリーン DICKENS ON SCREEN
日時：開催中（2月28日まで）
場所：ＢＦＩサウスバンク
＜スポーツ＞ ２月第一週週末から ６カ国対抗ラグビー
毎週末３試合づつ、熱戦が繰り広げられます！
6カ国対抗ラグビーは英語でシックスネイションズ（Six Nations）と呼ばれます。6カ国という名前がついていますが、実際のチーム分けはイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド（北アイルランドも含む）、フランス、イタリアとなっています。
なお、この大会ではホームとアウェーの試合が1年交代のため、各チームが5試合のうち、2～3試合をホームで戦うことになっています。ちなみに、2012年のトゥイッケナム・スタジアムでの開催予定は次の通りです。
・2/25(土) 16:00 イングランド代表 対 ウェールズ代表
・3/17(土) 17:00 イングランド代表 対 アイルランド代表
＜エンターテインメント＞ ２月16日まで シルク・ドゥ・ソレイユ「トーテム」
会場となるロイヤル・アルバート・ホール
カナダのサーカス団であるシルク・ドゥ・ソレイユが、2011年正月に初舞台となった演目「トーテム」をひっさげ、再びロンドンにやってきます。人類の進化の過程を、さまざまなアクロバットとともに描き出します。会場はロイヤル・アルバートホールです。
■シルク・ドゥ・ソレイユ「トーテム」 CIRQUE DU SOLEIL “TOTEM”日時：2月16日まで
場所：ロイヤル・アルバート・ホール
＜イベント＞２月17ー22日 ロンドンファッションウィーク
サマセット・ハウスは冬の間スケートリンクが作られていました
毎年2月の恒例行事ともいえるファッションウィークが今年も開催されます。会場となるサマセット・ハウスでは各種の展示をはじめ、キャットウォークでのショーが繰り広げられます。また、会期に合わせて、市内のブティックのウィンドウではファッションウィークにちなんだディスプレイが楽しめますよ。
日時：2月17ー22日
場所：サマセット・ハウス
＜イベント＞２月21日 パンケーキデー
昨年のイベントのひとこまです
イースターを控え、卵やバター、牛乳などの贅沢品を使い果たすために設けられた日、とされています。当日は、市内のあちこちで、パンケーキをフライパンに載せて走るパンケーキレースが行われます。国会議員のセンセイたちもレースに参加します。
今月のナビのおすすめ
ピカデリー（通り）沿いにあるフォートナム・アンド・メイソン
6月に行われるエリザベス女王の即位60周年を祝う「ダイヤモンド・ジュビリー」の記念品を先取り！ 日本でも広く知られている紅茶の専門店「フォートナム・アンド・メイソン Fortnum & Mason」では、早くも関連グッズが店頭に並び始めました。
おすすめはやはり紅茶「ジュビリーブレンド Jubilee Brend」でしょうか？ そのほか、コーヒーやクッキー、ジャムなど定番商品の記念品バージョンがたくさん並んでいますよ。
ジュビリー記念のビスケットです
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こちらはストロベリージャム
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２月の気候は
木々を見ても、まだ春は遠い感じです
例年の2月は最低気温が5度、最高が9-10度と、東京よりやや寒くなります。ただ、今冬は1月下旬まで１度も雪が降っておらず、比較的暖冬です。
日本で着ている格好そのままでも充分に寒さは凌げるでしょう。しかし、手袋とマフラー、帽子は必携です。ちなみにロンドンでは世界的に知られた有名ブランドをはじめ、マークス・アンド・スペンサーなど大型スーパーではカシミアなどウールのセーターがそろっています。
2月は日没時間が午後４時台とまだまだ日が短いですが、寒さや暗さに負けず、観光を楽しんでくださいね！
以上、ロンドンナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日：2012-01-26
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