1＆2月のロンドン 【2015年】

こんにちは、ロンドンナビです。
1月のロンドンは、クリスマスまでの様子とは打って変わって静かな雰囲気。英国ではツリーも10日過ぎまで飾られるので、それをみるとますます寂しさが募ります。
2月は寒さに耐えながら春の到来を待つ日々となります。ただ、2014-15年の冬は例年よりうんと暖かいので、思ったよりしのぎやすいかもしれません。
冬場はイベントらしいイベントが少ないのがちょっと残念です。
では、「1-2月のロンドン」についてご紹介しましょう。

1-2月のロンドンの気候

とても「日」が短い冬のロンドン。日の出が７時台、日暮れが５時台とかなりきついです。
例年の1月は最低気温が0度、最高が8度。2月は最低気温が5度、最高が9度と、東京よりやや寒くなります。ただ、今冬は2012/13年、2013/14年の冬と同様にロンドンの都心にクリスマスまで一度も雪が降っておらず、比較的暖冬と言えます。ですから、日本で着ている格好そのままでも充分ですが、手袋とマフラー、帽子は持参した方が安心です。
もし防寒具が足らなかったら、防寒具をバーゲン価格で購入してはどうでしょうか？　イギリスはウールやニット製品が割安で、しかもバラエティも豊富です。ロンドンに着いてから防寒着を買い足すのも良いアイデアでしょう。

◎年越しの花火大会
新年を迎える元旦の午前0時から、恒例の年越し花火大会が開かれます。0時のビックベンの鐘の音とともに一斉に打ち上げが始まります。今回から、観覧席が有料となり、事前にチケットを販売。すでにクリスマス前に完売しています。ですから、花火を観たければかなり遠くの高台から望むことになります。
なお、当日の地下鉄は終夜営業で、走っている深夜バスとともに0時前から早朝04:30までは全線無料となります。

◎ニューイヤーズパレード
1日には恒例のニューイヤーズパレードが都心で行われます。

【公演イベント】6日-2月8日　シルクドソレイユ「Kooza」
例年、お正月ごろに公演を行うカナダのサーカスグループ・シルクドソレイユが、今年もロンドンにやって来ます。公演場所はロイヤル・アルバートホールです。
※シルクドソレイユ「Kooza」
日時：1月6日-2月8日
場所：ロイヤル・アルバートホール

【記念日・イベント】17日　パンケーキデー
イースターを控え、卵やバター、牛乳などの贅沢品を使い果たすために設けられた日、とされています。本来の位置づけは四旬節（レント）の初日である灰の水曜日の前日、つまり告解の火曜日 (Shrove Tuesday) に実施されるもの。当日は、市内のあちこちでパンケーキをフライパンに載せて走るパンケーキレースが行われます。

【イベント】22日（予定）チャイニーズ・ニューイヤーの祝賀イベント
2月19日が旧正月元旦であることにちなみ記念行事が行われます。主催者によると「旧正月の祝賀行事としては、中華圏以外でもっとも大きな規模」ということです。例年だと旧正月の頃、ロンドンは最も寒くなります
。

＜1-2月のオススメ＞ミュージカル「キャッツ」の再来！

劇場ロンドン・パラディウムでは2/28まで、ミュージカルの王道ともいえる演目「キャッツ」が上演されています。「オペラ座の怪人」を作ったアンドリュー・ロイド・ウェーバー氏の代表作の１つで、日本でも「劇団四季」によりロングラン公演が行われました。ロンドンでは20年以上ぶりの再演となります。音楽を聴けば「ああこれね！」と思う人がほとんどでしょう。
実はロンドンでの古いミュージカルのリバイバル公演はイマイチ振わないようですから、いちど本場で「キャッツ」を観たいという方はお早めにどうぞ！