4泊5日でロンドンを楽しんでもらいました!

短い滞在でロンドンを思いっきり楽しんでもらいました!

こんにちは、ロンドンナビのマーボです。日本から友達が来たのでロンドンを案内しました。今日はそのコースをご案内します。6月の下旬にロンドンを訪れたのは友達のリンダ。リンダは日本はもとよりアメリカでも爆発的に売れているアクセサリーブラン「ヴォタン・トウキョウ( Votan Tokyo )」のデザイナー。ファッション大好きなリンダはアメリカやインドなどは行ったことあるのにヨーロッパはなんと初めて!4泊5日という短い間でもせっかく来たからにはいい思い出を作ってほしい!効率良くロンドンのいいところをたっぷり満喫できるコースで案内することにしました。

1日目

ヒースロー空港に午後4時近く到着のフライトでやってきました。長いフライトだったにもかかわらず元気なリンダ。荷物をおき、さっそくロンドン観光開始です!時間はすでに午後6時。腹が減っては戦ができない!ということでまずご飯を食べに。

でもその前に静まり返っているブリック・レーンをチラ見。週末だとダイングアウトを楽しむ人やパブやバーに行く人で大にぎわいのブリック・レーン。水曜日だったのでとっても落ち着いていました。ちょっとヒップホップなところもあるリンダはブリック・レーン周辺のグラフィックアートに感激!
コーナーショップでビールを買っていざべトナム料理へ!フライト後は、胃腸がぐったり。そういうときにぴったり!今日もお気に入りの「テイ・ドー Tay Do」に。おすすめは フォー(ビーフンべトナムスープ麺)。
満腹になったろころで、バスに乗ってロンドンブリッジへ向かうことにしました。童謡でおなじみのロンドン橋。どんなにすごい橋かと想像しちゃうけど実はなんの変哲のない大きな橋。歴史は古くローマ時代から存在し、中世には多く商店や家が立ち並ぶ趣のある橋だったようです。

さてロンドン橋を越えてサウスウォーク聖堂を通り、閉まっているバラ・マーケットを過ぎちょっと散策。16世紀に活躍した船ゴールデン・ハインド(Golden Hind)の横を通り、クリンク・プリズン博物館(The Clink Prison Museum)を通り、昔の埠頭や倉庫街の趣を楽しみます。
しばらく歩くとシェイクスピアのグローブ座がみえてきます。
そのままテムズ川沿いを歩き、ミレニアム・ブリッジを渡り、夜のライトアップされているセントポール大聖堂へ。
初日、夕方に着いたとは思えないこの行動力。ロンドンのいいところ、もう結構観ちゃったかも。

2日目

この日は、ショッピング・デー。最初にいったのはオックス・フォード・ストリートの「ジョン・ルイス(John Lewis)」。イギリス人の好きなお店ナンバーワン。信頼のジョン・ルイスです!新婚のリンダは新居のインテリア選びに奔走。残念ながらお気に入りの時計の在庫がなくゲットならず。
続いて、私の大好きなお店「リバティー(Libery)」へ。建物から商品のチョイスまで本当にナイス!なんか癒される〜。もちろんリンダも感激!
その後、「トップショップ(TOP SHOP)」へ行こうと思ったけど、時間切れで行けませんでした。というのも実はリンダ、この日はビジネスミーティングがあったからなんです。「ウェア・アー・ユー・ナウ?(whereareyounow?)」はロンドンではトップショップで購入することができる、イギリスのいち押しブランド。ヴィンテージの生地を多く使ったロンドンっぽいワンピースやスカートが、とってもかわいいんです。このブランドもリンダは取り扱っていて、新宿の伊勢丹で期間限定でお店に登場するので、その打ち合わせがあったんです。

数時間のミーティングが終了し、いざエンジェルへ。エンジェルはエセックス・ストリートを中心に、個性的インディペンデント系の小さなお店が点在する町。お店それぞれ違った味を出しているので、とっても見応えがあるんです。エンジェル駅の近くにはアンティークのお店も多数。飲食系もかわいいお店がたくさん。
エンジェルを堪能し一度家へ戻った後、ロンドン在住の友達と合流するために待ち合わせているホワイト・チャペルのパブへ。夕食は、パキスタン料理「テイアップス(Tayabbs)」でたべるぞ~!もちろん、ビール持ち込みです。オンナ4人で飲むとは思えない男前な量。それにしても、ここのラムチョップは本当に美味。これはマストで頼まなくちゃいけません!それと忘れちゃいけないのはドライ・ミート。好きなだけ頼んで、お腹いっぱい!それでも一人11ポンド!本当に安くてうまい!ディナーに満足してもらったころにはもう23時過ぎ。買物の疲れもあり本日はおとなしく帰宅します。

3日目

せっかくロンドンに来たので、買物ばかりではなく午前中は観光をすることにしました。
世界遺産のロンドン塔へ行ってみます。ウェブサイトでチケットを購入しておいたので、購入したときのクレジットカードを渡せばすぐにチケットがもらえ、並ばずスムーズ。無料のガイドツアーもあるけれど、今回は本当に時間がないので体験ツアーの本をゲットし自分たちで廻ることにしました。
11世紀に建てられた塔なので、歴史がたくさん詰まっています。ヘンリー8世の二番目の妻、アン・ブーリンが処刑されたのはここ。政治的な理由で多くの無実な命が絶たれたこの場所はゴーストスポットとしても有名。ドロドロドロ。
それにしてもここにあるジュエリーコレクションはすごい!エリザベス女王が実際に執務のときにかぶる王冠が飾られているんだけど、あまりにも身近に見られるのでレプリカなのかと思ってしまうほど。でもよくみるとクラウンジュエルの部屋全体が金庫のような作り。扉の厚さは普通じゃない!やっぱりね~。さらっと見るつもりだったけどかなり見応えのあるロンドン塔。ゆっくり見るのには丸一日かかりそう。
ここからコベント・ガーデンに向かいます。せっかくなのでテムズ川の通勤用ボートに乗ってエンバンクメントまで行きましょう!時間がなくていろいろ見たいときは実はこのボートおすすめ。移動しながらロンドンの主なアトラクションが見られるという優れもの。
エンバンクメントからは徒歩で中華街に向かいます。今日のランチはここ!私のお気に入り「ワンチャイ・コーナー(Wan Chai Corner)」。リンダが香港で食べたラーメンが忘れられないというので 香港風ラーメンを頼んでみました。香港で食べた味と同じ!とご好評。その他、点心や焼きソバをシェア。はぁ、満足。いつも外さないここの味は大好き。
中華を食べて元気になったところで、セシル・コート(Cecil Court)へ。ここの小道、古い地図やエッチングのプリントなどを売っているお店が並ぶ通り。イギリスっぽい絵などが買えるのでとってもおススメなんです。ロンドンに所縁のある場所の昔の町の様子などが伺える絵もあるからお店の人に聞いてみると出してくれるかも。そのほか、動物、風刺画、植物など様々。

楽しいアートの買物を済ませた後は、コベントガーデンに行きます。現在のコベントガーデンはハイストリートのお店が多く入っているので、あまり個性的な感じはしないけれども、イベントがあるときは面白いはず。
コベントガーデンの後は、前日に行けなかった、オックスフォードストリートの「トップショップ(TOP SHOP)」へ。初めてこのお店に来た時、びっくりしたほど、大きい!日本のラフォーレのトップショップが本当に小さく見えてきます。
買物を終えたのははもう夜9時近く。お腹がぺこぺこになってしまったのでソーホーで夕食を食べることにしました。「ラス・イグアナス(Las Iguanas)」というラテンアメリカのレストランへ。何となく入ったにも関わらず、お味はなかなか!後で知ったのですが、毎日届けられるフレッシュな食材を使っているからおいしいんですって。納得!突然サンバのリズムと共にサンバのバンドとダンサー登場!なんか得した気分。モヒートおいしかったし、満足。雰囲気がいいから、会話も止まらず3日目の夜は暮れていきました。

4日目

ポートベロー・マーケットへ。土曜日にはポートベローにマーケットが立ち並びます。アンティークに興味深々のリンダにはもってこいのマーケット。ちょっと早く家を出たつもりだったのにノッティング・ヒルの駅は人で大混雑。お店をゆっくり見ることもできない!でも歩き進むにつれて混雑もだいぶ緩和して徐々にお店を見る意欲も出てきました。ラドブローク・グローブ(Ladbroke Grove)に向かって歩きます。ここには色んなお店があって面白いな~
この週末はリンダが伊勢丹で取り扱う「ウェア・アー・ユー・ナウ?(whereareyounow?)」がアールズ・コートの「クローズ・ショー(Clothes Show)」に出しているというのでマーケットの後、見に行ってみました。このクローズ・ショー、10代後半から20代をターゲットにした洋服のブランドがたくさん。お店で買うよりだいぶ安くお目当てのブランドが買えるということでロンドンの若い女の子でいっぱい!こんなにかわいい子がロンドンにはいるのかと感心してしまうほど。
ファッションショーが間もなく始まるというので、せっかくなので見てきました。実はリンダも私も最初は期待していなんかったものの、面白い!観客もエンターテイメントに慣れているな~。大盛り上がり。いやー意外にも楽しかった!
家に帰った後はヴィクトリア公園へ。バーベキューをやっていたので参加しました。ロンドンの6月は夜9時を過ぎても明るいから、夕食バーバキューができちゃうんです。思う存分ロンドンを楽しめる最高の季節ですね。

5日目

朝、リンダは帰国の途につきました。ギューギューに予定を詰めちゃって、ちょっと忙しかったかもしれないけど、ロンドンを思う存分楽しめてもらえてたらいいな。以上、ロンドンを案内するのが好きなロンドンナビのマーボでした。


その他情報

ヴォタン・トウキョウ( Votan Tokyo )(http://www.votantokyo.com) ウェア・アー・ユー・ナウ?(whereareyounow?)http://www.whereisjosienow.com)
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-07-26

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