ユーロスターでロンドンからパリに行ってきました！

ユーロスターは国鉄のセントパンクラス駅から出ています。地下鉄キングス・クロス・セントパンクラス駅からユーロスターの改札までは徒歩７～８分。ドーム上になっている駅の建物もしっかりみておきましょう。セントパンクラス駅は2003年に開業。天井がガラスで出来ていて、自然光がたっぷり入る明るく気持ちのいいアーケードには10軒以上のショップやカフェが並んでいます。

パリ北駅までは所要約２時間半。車内の放送は英語の後にフランス語が続きます。国際列車に乗っていることがちょっぴり実感できます。 列車はケント州を東に向かって走ります。ぐんぐんスピードが上がり、あっと言う間に時速250ｋｍ！だいたい日本の新幹線と同じくらいの速さまで加速します。

ロンドン市内を抜けると窓の外はのどかな田園風景が広がっています。車内は資料を読むビジネスマンや、いかにもホリデーを楽しむグループなど、さまざまな人たちが乗りあわせています。

座席が狭くて、ちょっと古いのが気になりますが、ユーロスターの車両は開通してからもう10年以上もそのままで使われているので、これは仕方ないですね。 

何も買えずに列車に乗ってしまったので、食堂車へ行ってみることにしました。スタンディングスタイルですが、コーヒーや軽食が楽しめます。車内販売もあります。 

コーヒーを飲みはじめたら、いきなり窓の外がまっくらになりました。ユーロトンネルに入ったようです。ドーバー海峡をくぐっているんですね。列車のスピードが一段とあがりました。体が重力でひっぱられて、コーヒーが飲めません。なかなか楽しい体験です。トンネル内では時速300ｋｍ近いスピードがでます。立っているとそのスピードが余計に速く感じられるようです。

トンネルを抜けるまで約20分くらい。やっと地上に出ると、ちょっとやれやれという気持ちになりました。そしてもうここは欧州大陸、フランス領内に入りました。しかし、トンネルから出てからパリまでが思っていたより遠く、１時間以上かかりました。ユーロスターは英国国内よりフランス国内を走っている方が長いのです。 

さてこれからパリで美味しいもの探しにでかけることにしましょう。
ちなみに、切符は事前にウェブサイトで買っておくとお得ですよ。サイトではさまざまな割引運賃が紹介されています。また、片道で買おうとすると思いのほか高いのがちょっと気になります。また「乗る当日に切符を窓口で買う」のはべらぼうに高くつきますから要注意ですよ。以上、ロンドンナビでした。