2013年のロンドンのイベントをご紹介します!
ロンドンの新年は花火大会でスタート!
こんにちは、ロンドンナビです。
今日は、2013年にロンドンで行われるイベントと祝日についてご紹介しましょう。
2012年は、オリンピックの開催や女王の即位60周年を迎えたりといわばイベントが目白押しでしたが、13年は打って変わって割と静かな年になるでしょう。
2013年のイングランドの祝日
イギリスの場合、イングランド(ウェールズを含む)、スコットランド、北アイルランドで祝日の日程が若干異なります。以下は、ロンドンがあるイングランドの祝日です。
・1月1日(火)元旦(New Years Day Holiday)
・3月29日(金)グッドフライデー(Good Friday)
・4月1日(月)イースターマンデー(Easter Monday) ※3月29ー4月1日はイースターの4連休
・5月6日(月)アーリー・メイ・バンクホリデー(Early May Bank Holiday)
・5月27日(月)スプリング・バンクホリデー(Spring Bank Holiday)
・8月26日(月)サマー・バンクホリデー(Summer Bank Holiday)
・12月25日(水)クリスマス(Christmas Day)
・12月26日(木)ボクシングデー(Boxing Day)
2013年の主なイベント
では、2013年の主なイベントを紹介します。
1月
1日:ニューイヤー・パレード1万人の参加者、50万人の観衆が盛大に新年を祝います。パレードは目抜き通りのピカデリー(通り)から、リージェント・ストリート(南側)を経て、官庁が並ぶホワイトホールを歩きます。
2月
10日:チャイニーズ・ニューイヤー10日が旧正月元旦であることにちなみ記念行事が行われます。主催者によると「旧正月の祝賀行事としては、中華圏以外でもっとも大きな規模」ということです。
12日:パンケーキデーイースターを控え、卵やバター、牛乳などの贅沢品を使い果たすために設けられた日、とされています。当日は、市内のあちこちでパンケーキをフライパンに載せて走るパンケーキレースが行われます。国会議員のセンセイたちもレースに参加します。
3月
17日:セント・パトリックデーアイルランド系の人々が、守護神セント・パトリックを敬うために行う行事です。例年、緑の衣装をまとった人々がパレードなどを行います。
29ー4月1日:イースターホリデー「復活祭」のお祭りとして、例年4日間の連休となります。年によって日程は変化します。
31日:夏時間実施
日本との時差がこの日から8時間となります。
31日:ザ・ボートレースオックスフォード大とケンブリッジ大がテムズ川を舞台に行うレガッタの大会です。観客は数十万人とも、すでに100年以上の歴史があります。
4月
21日:ザ・ロンドンマラソン市民マラソンとして世界的に有名。日本からも有力選手が数多く参加します。3万人以上の市民ランナーも、バッキンガム宮殿前のゴールに向けひた走ります。なお、ルートはロンドン五輪で使われたものと異なります。
5月
22-26日:チェルシー・フラワーショー世界中の園芸家が技を競うこのショー。日本のプロフェッショナルたちも出展します。例年、切符は早めに売り切れるため、見学希望の方は事前の手配を忘れずに!
6月
18-22日:ロイヤル・アスコットでの競馬レース観客(特に女性)が、さまざまな帽子のファッションなどを競うことでも有名です。
24-7月7日:ウィンブルドン・テニス(全英オープン)夏の恒例「ウィンブルドン」が行われます。なお、準決勝以降の観戦券購入の抽選申し込みは2012年12月に終了しました。
28-30日:英国F1
シルバーストーンで行われるF1レース。例年、世界中からのファンがレース観戦に訪れます。
6月下旬-7月上旬:プライド・ロンドン2013いわゆるゲイの人々などが蔑視などの差別に対する反対を訴える行事。市内で大きなパレードが催されます。
7月
9-14日:ハンプトン・コート・フラワーショー園芸家の間ではチェルシー・フラワーショーと並ぶ大きな行事と評されています。
12-9月7日:BBCプロムス
100年以上の歴史を誇るクラシック音楽の祭典。会期中は80近いプログラムが催されます。メーン会場はロイヤル・アルバート・ホールです。
14-21日:全英オープン・ゴルフゴルフ4大メジャー大会の1つ。スコットランドのムーアフィールドで開かれます。
8月
25-26日:ノッティングヒル・カーニバル
欧州最大と言われるカーニバル。ロンドン在住のカリブ系の人々で大いに賑わいます。
9月
中旬:オープンデーズ2013
普段開放されていない諸施設が市民向けに公開される日です。通常は3日間の日程で行われます。
10月
27日:夏時間の終了
日本との時差がこの日から9時間となります。
11月
5日(前後):ガイ・フォークス・ナイト
国会議事堂に火をつけようとした容疑で捕まったガイ・フォークスの事件にちなみ、花火を上げる習慣があります。
10日:リメンバランス・デー戦没者追悼記念日。第1、2次世界大戦で命を落とした兵士を悼む行事。ただ、近年ではアフガニスタンを落とした兵士を悼む行事。ただ、近年ではアフガニスタン駐留中に亡くなった兵士の追悼も合わせて行われています。
12月
25日:クリスマスロンドンでは交通機関がほぼすべて停止するなど、完全にお休みとなります。
26日:ボクシングデーこの日、バーゲンセールの火ぶたが切って落とされます。
31日:大みそか
テムズ川沿いでは、元旦0時から新年を迎える花火大会が行われます。
<ナビの注目イベント> ウィリアム王子夫妻の第一子誕生は?
2012年11月にご懐妊が伝えられた、王室ケンブリッジ公(ウィリアム王子)夫人のキャサリン妃。順調に行けば、7月中のご出産が見込まれます。
男女どちらが産まれても、皇位継承順位3位となり、将来の王または女王となることが確実視されています。
ことがことだけに、祝賀行事などの予定は組まれていません(2012年12月現在)が、もし世継ぎが生まれたら国を上げてのお祝いとなることでしょう。さまざまな記念グッズの登場も楽しみですね。
<ナビの注目スポット>欧州一の高層ビル「ザ・シャード」の一般公開
テムズ川南岸のロンドン・ブリッジ駅に建てられた超高層ビル「ザ・シャード The Shard」がいよいよ一般向けに開放されます。ビルは地上87階建て、高さは310mと欧州で最も高いビルの一つです。2013年のロンドンの新名所になることは間違いありません。
「シャード」とは「(ガラスなどの)破片」という意味。「ザ・シャード」には建物全体で1万枚以上のガラス板が使われています。2ー28階はオフィス、31ー33階はレストラン、34ー52階にはロンドン初進出となる5つ星ホテルのシャングリ・ラが入ります。さらに、53ー65階は超高級マンションで、68ー72階が展望台となります。
展望台「ザ・ビュー・フロム・ザ・シャード」は2月1日にオープンします。もちろんここはイギリスで最も高い展望台、ロンドン市内だけでなく、60km先まで見ることができるそう。展望台への入場は事前申し込みでチケットを購入しておかねばなりません。
2013年のロンドン、前年と比べるとイベントこそ少ないですが、むしろその分落ち着いた滞在が楽しめることでしょう。
以上、ロンドンナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-01-09