2014年のロンドンの主なイベントを一気にご紹介します!
こんにちは、ロンドンナビです。
今日は、2014年にロンドンで行われるイベントと祝日についてご紹介しましょう。
ロンドンでは、2012年にオリンピックが開催されたこともあり、そのころと比べるとイベントの数は減ってしまっていますが、それでも四季折々にさまざまな行事が予定されています。順番に見て行きましょう!
2014年の祝日
イギリスの場合、イングランド(ウェールズを含む)、スコットランド、北アイルランドで祝日の日程が若干異なります。以下は、ロンドンがあるイングランドの祝日です。
・1月1日(水)元旦(New Years Day Holiday)
・4月18日(金)グッドフライデー(Good Friday)
・4月21日(月)イースターマンデー(Easter Monday) ※4月18-21日はイースターの4連休
・5月5日(月)アーリー・メイ・バンクホリデー(Early May Bank Holiday)
・5月26日(月)スプリング・バンクホリデー(Spring Bank Holiday)
・8月25日(月)サマー・バンクホリデー(Summer Bank Holiday)
・12月25日(木)クリスマス(Christmas Day)
・12月26日(金)ボクシングデー(Boxing Day)
2014年の主なイベント
では、2014年の主なイベントを紹介します。
1月 January
1日:ニューイヤー・パレード1万人の参加者、50万人の観衆が盛大に新年を祝います。パレードは目抜き通りのピカデリー(通り)から、リージェント・ストリート(南側)を経て、官庁が並ぶホワイトホールを歩きます。
2月 February
2日:チャイニーズ・ニューイヤーの祝賀イベント1月31日が旧正月元旦であることにちなみ記念行事が行われます。主催者によると「旧正月の祝賀行事としては、中華圏以外でもっとも大きな規模」ということです。
7日:ソチ冬季五輪開幕ロシアのソチで行われる冬のオリンピックが開幕。ロンドンとは直接関係ありませんが、パブでは連日中継を見る人々でにぎわうことでしょう。
3月 March
1日:セント・デービッドデーウェールズ系の人々が、守護神セント・デービッドを敬うために行う行事です。
4日:パンケーキデーイースターを控え、卵やバター、牛乳などの贅沢品を使い果たすために設けられた日、とされています。当日は、市内のあちこちでパンケーキをフライパンに載せて走るパンケーキレースが行われます。国会議員のセンセイたちもレースに参加します。
17日:セント・パトリックデーアイルランド系の人々が、守護神セント・パトリックを敬う日。例年、緑の衣装をまとった人々がパレードなどを行います。
30日:夏時間実施
日本との時差がこの日から8時間となります。
4月 April
6日:ザ・ボートレースオックスフォード大とケンブリッジ大がテムズ川を舞台に行うレガッタの大会です。観客は数十万人とも、すでに100年以上の歴史があります。
13日:ロンドンマラソン市民マラソンとして世界的に有名。例年、日本からも多くの有力選手が参加します。3万人以上の市民ランナーも、バッキンガム宮殿前のゴールに向けひた走ります。なお、ルートはロンドン五輪で使われたものと異なります。
18-21日:イースターホリデー
「復活祭」のお祭りとして、例年4日間の連休となります。年によって日程は変化します。
23日:セント・ジョージデー
イングランドの守護神セント・ジョージを敬う日。
5月 May
20-23日:チェルシー・フラワーショー
世界中の園芸家が技を競うこのショー。日本のプロフェッショナルたちも出展します。例年、切符は早めに売り切れるため、見学希望の方は事前の手配を忘れずに!
6月 June
12日-7月13日:FIFAワールドカップ開催
ブラジルでW杯が行われます。イングランドはもちろん出場。英国時間では夜遅くから夜明けにかけて中継されることになります。期間中は国を挙げての応援となるでしょう。
Photo: Corporal Paul Shaw/英国防省
14日:トゥルーピング・ザ・カラー日本語では「軍旗敬礼分列式」と呼ばれる行事で、王室による閲兵がホースガーズパレードで行われます。
観覧者は抽選で決められます。抽選の応募は1-2月中に行ってください。
17-21日:ロイヤル・アスコットでの競馬レース
観客(特に女性)が、さまざまな帽子のファッションなどを競うことでも有名です。
23-7月6日:ウィンブルドン・テニス(全英オープン)夏の恒例「ウィンブルドン」が行われます。なお、準決勝以降の観戦券購入の抽選申し込みは2013年12月に終了しました。
7月 July
英国F3のひとこま
4-6日:英国F1シルバーストーンで行われるF1レース。例年、世界中からのファンがレース観戦に訪れます。
by ASO
7日:ツールドフランス(ロンドンゴール)101年目を迎える世界最高峰の自転車ロードレース、ツールドフランス。7年ぶりにロンドンにやってきます。オリンピックパーク、ロンドン東部を経て、バッキンガム宮殿前がゴールとなります。当日は、沿道に100万人近い観客が押し寄せる可能性もあります。
8-13日:ハンプトン・コート・フラワーショー園芸家の間ではチェルシー・フラワーショーと並ぶ大きな行事と評されています。
13-20日:全英オープン・ゴルフ
ゴルフ4大メジャー大会の1つ。ロイヤル・リバプールで開かれます。
18-9月13日:BBCプロムス100年以上の歴史を誇るクラシック音楽の祭典。2014年は120回目の節目となります。会期中は80近いプログラムが催されます。メーン会場はロイヤル・アルバート・ホールです。曲目の発表は4月24日の予定です。
23-8月3日:英連邦スポーツ大会
スコットランド・グラスゴーで「コモンウェルスゲーム」が開かれます。英連邦に加盟する国々の選手によるスポーツ大会で、4年に一回、五輪と2年ずらして行われます。ロンドン五輪並みの盛大な大会になりそうです。
8月 August
下旬:ノッティングヒル・カーニバル欧州最大と言われるカーニバル。ロンドン在住のカリブ系の人々で大いに賑わいます。
9月 September
中旬:オープンハウスロンドン2014普段開放されていない諸施設が市民向けに公開される日です。通常は3日間の日程で行われます。
10月 October
26日:夏時間の終了
日本との時差がこの日から9時間となります。
11月 November
5日:ガイ・フォークス・ナイト国会議事堂に火をつけようとした容疑で捕まったガイ・フォークスの事件にちなみ、花火を上げる習慣があります。
10日:リメンバランス・デー戦没者追悼記念日。第1、2次世界大戦で命を落とした兵士を悼む行事。ただ、近年ではアフガニスタンを落とした兵士を悼む行事。近年アフガニスタンなどでの駐留中に亡くなった兵士の追悼も合わせて行われています。
30日:セント・アンドリュースデー
スコットランドの守護神セント・アンドリュースを敬う日。
12月 December
25日:クリスマスロンドンでは交通機関がほぼすべて停止するなど、完全にお休みとなります。
26日:ボクシングデーこの日、バーゲンセールの火ぶたが切って落とされます。
31日:大みそかテムズ川沿いでは、元旦0時から新年を迎える花火大会が行われます。
<今年のオススメ>「ザ・シャード」のホテル、
ようやくオープンへ
テムズ川南岸のロンドン・ブリッジ駅に建てられた超高層ビル「ザ・シャード The Shard」の一般向け施設がようやく利用できるようになりました。「シャード」とは「(ガラスなどの)破片」という意味。ビルは地上87階建て、高さは310mと欧州で最も高いビルの一つです。2014年1月現在で、31ー33階のレストラン&バーはすでにフル開業しており、34-52階に入るロンドン初進出となる5つ星ホテルのシャングリ・ラも2014年前半にはオープン予定です。
7月初旬のロンドン滞在に注意!
7月の第一週末(5-6日)は、ウィンブルドンの男女決勝と英国F1、そしてツールドフランスのロンドンゴールと、3つのスポーツイベントが重なります。2007年にも全く同じことが起こりましたが、その際はヒースロー空港に大量の入国者が押し寄せた上、市内の道路は交通規制で大混乱。その上、ホテル代は大高騰と予想を超える事態となりました。観戦予定の方はぜひ早めの手配を。また「普段のロンドンが見たい」という方はこの週末を避けて計画を立てられた方が良いでしょう。
2014年のロンドン。羽田からの直行便も増え、ますます英国への旅が便利になります。イベントと絡めた計画を立ててみてはどうでしょうか?
以上、ロンドンナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-01-15