こんにちは。ロンドンナビです。
きょうは、春のロンドンの楽しみ方についてご紹介します。
日本で春というと、3月に入ってすぐに始まる季節ですが、ロンドンの春の訪れはやや遅く、毎年のイースターの連休ごろからボチボチと暖かくなります。
冬に比べたらずっと日照時間も長くなる春、積極的に外を歩いてみませんか?
春は王立公園の散策がオススメ!
3月になると、公園の花が咲き始めます。花壇に花が植えられ始められるのもこのころから。まずは気軽に行ける都心の公園に行ってみましょう。
王立の公園は「ロイヤルパーク(Royal Park)」といい、どこも美しく手が入れられています。
中でも、観光客にとって最も行きやすい王立公園は、バッキンガム宮殿前のセント・ジェームスパーク(St. Jamess Park)でしょう。衛兵交代の前かあとに、湖を泳ぐ鴨などの水鳥を見ながら、ベンチに座ったり散歩したりがオススメです。園内にはカフェもあって、一休みする場所としても最適です。
王立公園としては、市内西部にある有名な「ハイドパーク(Hyde Park)」や、それに隣接する「ケンジントン・ガーデン(Kensington Garden)」、さらに東の郊外にある「グリニッジ・パーク(Greenwich Park)」などがあり、いずれもガーデナー(庭師)が丹念に花壇や植木の世話を行っています。
中でもグリニッジ・パークには、見事な桜並木があって、4月中旬には開花のピークを迎えます。
天候不順な日はテムズ川下りはいかが?
春先には雨や曇りの日もままあります。天候がハッキリしない日には、テムズ川高速船で「気軽な川下り」はいかがでしょうか?
市内中心部から、世界遺産のグリニッジまで1時間くらい。両岸の風景を楽しみながらの船旅はなかなかのものです。
船尾のデッキは屋根付きですから、雨が降って来ても外が眺められます。それでも寒いということなら、船室に逃げるもよし、船内のバーで挽きたてのコーヒーで温まるもよし。
グリニッジに着いて天気が良ければ公園の散策へ、良くないようなら「グリニッジ・マーケット(Greenwich Market)」や「海事博物館(Maritime Museum)」などをのぞいてみてはどうでしょうか?
プロサッカーリーグがいよいよクライマックス!
毎年秋から翌年初夏まで行われるイングランドのプロサッカーリーグ。20チームで戦うプレミアリーグ、トーナメントで戦うFAカップのいずれも5月のシーズン終了に向けて、春先からいよいよクライマックスとなります。
イングランドで活躍する日本人選手も増えています。ロンドン滞在と話題の選手の試合のスケジュールが合いそうなら、ぜひスタジアムに足を運んで見てはいかがでしょう?
ただ、シーズン後半でチケットの入手が難しいのが難点です。
地元のファンと共に、パブで試合の行方を見守るという楽しみ方もありますね。
イースター連休前後のロンドンは何となく落ち着きません。これは、春が近づいて人々がソワソワし始めるのもあるのですが、欧州大陸からの観光客が多数ロンドンに押し掛けてくるからなのかもしれません。
場所によっては混み合うところもありますから、くれぐれにも安全や持ち物の管理などには注意しましょう。
楽しい春の旅になること、お祈りしています!
以上、ロンドンナビでした。