ロンドンからわだんごが初レポート!!地元ロンドン通勤者の住んでみたい街の一つセント・オルバンズ(St.Albans)へのショート・トリップです。
はじめまして、ロンドンナビのわだんごです。今回初めてのレポートになります。どうぞ宜しくお願いします。さて、初回はロンドンから少し郊外へ出かけてみようと思われる方にはぜひともオススメできる街、セント・オルバンズ(St.Albans)に行ってみようと思います。ロンドン郊外での観光スポットはなにもケンブリッジやオックスフォードだけではありません。セント・オルバンズ St.Albans はロンドン中心地から電車で30分程度、また交通費の節約をお考えの方にはバスで約1時間程度でアクセス可能です。ショッピングの後は、ロンドンのあわただしさから少し距離を置いてみませんか?それでは街を探索して参りましょう。
セント・オーバンズに到着!!
ロンドン市内中心部からは、地下鉄でSt.Panclas International(セントパンクラスインターナショナル)駅まで行き、そこから電車First Capital Connectに乗り、一路St.Albans City Station (セント・オルバンズ・シティ駅)に向かいます。料金は曜日と時間帯にもよりますが、往復で約8ポンドです(※2010年5月現在)。特急だと30分弱、普通各駅停車でも40分程度で目的地への到着となります。
さて、目的の駅に近づいてきたと同時に車窓からゴルフ場と遠目にカセドラルが見えてきたら、そろそろ降りる準備をはじめましょう。
街のメインストリートへ
駅を出て正面にバス乗り場があります。街の中心地までバスを利用できますが(片道1.20または1.50ポンド=バス会社により異なる)、徒歩で10分程度なのでゆっくり歩いてみても良いのでは?
街の中心は駅の裏手方向、駅を出て右手に道路橋が見えるので、そこへ向かいましょう。すると先に一本道が中心地まで続いていることが確認できます。見た目遠くに感じるかもしれませんが、あっというまです。
写真向かって左側がバス停、右側がタクシー乗り場です。
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この一本道をまっすぐです。途中坂道もありますので、ご自分のペースでどうぞ。
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St Peters street(セントピーターズストリートバス亭5)。ここからロンドン行きが発車します。この道路反対側がロンドンからのバスの停車場です。
バスを利用してロンドンの中心地からアクセスする場合は、Greenline712(グリーンライン712)がロンドンとセント・オルバンズ間を運行しています。料金は往復で5ポンド(※2010年5月現在)、チケットはバスの中で購入できます。ロンドンの中心部にある数箇所から発着が可能です。道路の状況にもよりますが片道1時間程度、バスはセント・オルバンズのメインストリートで停車します
(注:バスはあまり遅くまで運行されていないので、事前確認をお勧めします)。
Information Center(インフォメーションセンター)
まず街の中心St. Peter’s Street (セントピータズーストリート) にたどり着いたら、Information Center(インフォメーションセンター) へ行って情報収集しましょう。地図などあれば何かと便利ですよね。
喫茶店「The Merchant(マーチャント)」
そのInformation Center と同じ建物には喫茶店「The Merchant(マーチャント)」があります。落ちついた感じの店内には、コーヒーだけでなく数種類の紅茶もいただくことができます。もちろんケーキやパニーニもありますよ。ちょっとここで休憩がてら地図の確認をしてみてもいいんじゃないでしょうか。
クロックタワー外観
Clock Tower (クロックタワー)
そんなこんなで、お茶で喉をうるおしたあとは、そのカフェからすぐ近くにあるClock Tower (クロックタワー)へ。このクロックタワーは1874年に現在の場所に設置されたそう。下から見上げるとそんなに高くない気がするのですが・・・中へ入ってみましょう!!
まずは入ってすぐに受付があります。入場料80ペンス(※2010年4月現在)を支払い、無料のパンプレットをいただきます。すごく狭い階段を登っていくと・・・晴天の日は最高の見晴らしです!!
下を見てみると、まあまあの高さですね。
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カセドラル。後で行きましょう。
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Open Market(オープンマーケット)
クロックタワーからも確認できましたが、街のOpen Market(オープンマーケット) が水曜日と土曜日に開かれています。大まかに店舗を紹介すると、果物、野菜、魚、パン、傘、靴、かばん、服、花屋、他たくさんのお店ががあります。何か掘り出し物はみつかるでしょうか?
(注:マーケットは9:00から17:00頃まで。ただし、多くのお店は15:00頃から店じまいを始めるようです)
果物屋さん。
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カード屋さん。まとめ買いをするとかなりお安いのもあるので、お土産にもいいかもしれませんね。
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野菜&果物屋さん。
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服屋さん。正面の白い建物はさきほどのカフェです。
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St Peters Church(セントピーターズ教会)
そのマーケットを横目に道路をへだてた向こう側にはSt Peters Church(セントピーターズ教会)が誇らしげに建っています。こちらも歴史は古く15世紀にまでさかのぼるそう。この教会前に数件の民家が立ち並んでいますが、そこは国の重要文化財の一つに入っているそうで、簡単にお家の修復作業ができないようです。ただ、時間を刻む時計台の鐘の音はなんともノスタルジックな感じです。
Verulamium Park(ヴェルラミアム公園)
そろそろ時刻は昼食時でしょうか?それでは1軒、日本人観光客にも人気があるといううわさの?ワッフルハウスへ向かいたいと思います。そのお店までには、Verulamium Park(ヴェルラミアム公園)を通り抜けて行きます。この公園、ただの公園ではありません。というのも、広大な敷地にはロマン時代の城壁跡Roman Wall(ロマン壁)も見ることができます。
ワッフルハウスに到着。
The Waffle House(ワッツフルハウス)公園を通り抜けるとそこにはお待ちかねの「The Waffle House(ワッツフルハウス)」が。この日、お店はたくさんのお客さんでおおにぎわいでした。わだんごはバナナワッフルにアイスクリーム付きとコーヒーを注文しましたが、もちろん昼食メニューもあり。お勧めはワッフルハウスオリジナルの昼食です。ワッフルはおやつスタイルだけでなく、あまくないワッフルがメニューによってですが、ソーセージや野菜と一緒に付いてきます。
この日は暑く、店外の席を好む人が多かったようです。
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奥に水車があるそうです。が、ごめんなさい。わだんごは見にいきませんでした。
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バナナワッフルのアイスクリーム付き。
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テーブルサイドにシロップがおいてますので、お好みの量をかけてどうぞ。
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Verulamium Museum(ヴェルラミアム博物館)
ワッフルハウスで腹ごしらえを終えた後は、また来た道の公園を通り抜けるのですが、少しわきにそれたところには、これまたとてもステキな街の景観がうかがえます。その道沿いには、Verulamium Museum(ヴェルラミアム博物館)があります。そこでは先ほどのクロックタワーやロマン壁跡の歴史を知ることができます。
景観がとても素敵です。博物館へと続きます。
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Verulamium Museum外観。
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Ye Old Fighting Cooks(オールドファイティングクック)
博物館をすぎるともと来た道の公園にもどりましょう。この公園の敷地内には、まだまだ観光ポイントがあります。お次はYe Old Fighting Cooks(オールドファイティングクック)。何を隠そう、ここセント・オルバンズはパブがイギリスで一番多い街だったそうです。過去形なのは、現在の不景気からか悲しいことに多くのパブがCloseしていってるから。このパブは取り分けイギリスでもっとも古いパブだそう。数ヶ月前にはBBCラジオの人気DJが突然公開放送でやってきたそうです。
St.Albans Cathedral(セント・オルバンズ・カセドラル)
そのパブを後に、次に向かうのがSt.Albans Cathedral(セント・オルバンズ・カセドラル)。こちらも負けじとおとらず、St Peters Charchとは別の景観がうかがえますね。
入場料は基本的に無料です。
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建物の中は、思った以上に広いです。
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さすがにステンドグラスがとてもきれいです。
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こちらのステンドグラスも素敵です。
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ゆっくりと街の探索を終えることにはそろそろ早めの夕食時間になるころでしょうか?少し早すぎるようであれば、モダンショッピンングモールでお買い物もどうぞ。お店はショッピングモールにだけではありませんが、ここには数件お店がまとまっています。
ショッピングモール
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モールの中には、カフェ、雑貨、服屋さん他が含まれています。
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ここでわだんごからのご提案です。もし短期でも英語のレッスンをかねて英国に滞在を考えていらっしゃるなら、このセントオルバンズはいかがでしょうか。ヒースローからもバス1本、ロンドンにも電車で25分程度でアクセス可能です。そしてプライベートレッスンをご希望の方には、
ホームスティ・ハートフォードシャーをおすすめします。
以上、わだんごのセント・オルバンズでの観光はいかがでしたか?夕食をロンドンでお考えなら半日観光でも十分かもしれませんが、ここはぜひ夕食もすませてしまおうという方に、最後にわだんごが次のレストラン3件をご紹介!!それではロンドンナビのわだんごでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-04-26