お祭りムード満載のロンドンのクリスマス、お得なショッピングも楽しめますよ!
こんにちは、ロンドンナビです。
待ちに待ったクリスマスのシーズンがやって来ました。
街はすっかりお祭りムード。街は色とりどりのイルミネーションに飾られ、あちこちからクリスマスキャロルが聞こえて来ます。
そんなロンドンのクリスマス。見どころや注意すべきポイントについてざっとご紹介しましょう。
クリスマスシーズンの見どころは?
クリスマスシーズンは、冬至の時期と重なるため、年間を通じて最も日が短くなります。この時期のロンドンの日没時間は午後4時前。早くも3時過ぎには徐々に暗くなっていきます。
●街のイルミネーションを楽しむ
そんな夕暮れの早いロンドンですが、だからこそ楽しめるのが市内のあちこちに飾られたネオンやイルミネーションです。ナビの今年のおすすめは、「オックスフォード・ストリート+立ち並ぶデパートのイルミネーション」と、リージェント・ストリートにほど近い「カーナビー・ストリート」の2ヶ所でしょうか。どちらも大勢の観光客で日々にぎわっています。
また、市内中心部に行ったらぜひ、トラファルガー広場のツリーを見るのもお忘れなく!
オックスフォード・ストリート
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トラファルガー広場のツリー
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●アイススケートスケートリンクが街の至る所に期間限定で作られます。大型ショッピングモールの敷地内にもオープンしますが、ナビのお勧めは、自然史博物館とサマセットハウスの2ヶ所。どちらも歴史ある建物をバックに滑ることができます。なお、ロンドンでは滑る時間が1時間から1時間半程度に区切られ、時間制で予約するシステムになっています。
Xマスならではのエンターテインメント
クリスマスだからこそ楽しめるさまざまなイベントやエンターテインメントをご紹介しましょう。
●クリスマスの臨時アトラクション
クリスマスに合わせ、ハイドパークには臨時の遊園地が登場するほか、市内中心部のコヴェントガーデンには毎年趣向を凝らしたアトラクションが用意されます。また、テムズ川南部のサザークセンター(ロイヤルフェスティバルホール周辺)では、クリスマスマーケットが開かれます。
ハイド・パークに1月初旬までの期間限定で出現する巨大な遊園地が出現します! 期間中の週末ともなると家族連れで大いににぎわいます。スケートリンクや観覧車がお目見えする予定です。入場そのものは無料ですが、アトラクションの利用にはチケットが要ります。
■ウィンター・ワンダーランド
Winter Wonderland
・場所:ハイド・パーク
・日時:開催中-1/6(日)10:00-22:00(12/25のみ休み)
※上記は2012年の場合です。
クリスマスの舞台といえば……
欧州でクリスマスに見る舞台といえばバレエ「くるみ割り人形」と相場が決まっています。例年、この時期になると、ロイヤルオペラハウスとロンドンコロシアム(イングリッシュ・ナショナル・オペラ)の2ヶ所で「全く趣向が違う」舞台が楽しめます。見比べてみるのも面白いですね。
また、クラシックコンサートならロイヤルアルバートホールへ。クリスマスにちなんだ日替わりのプログラムでさまざまなコンサートが催されます。
これらの劇場やホールの具体的なスケジュールは各施設のサイトで確認してください。
交通スケジュールを要チェック!
クリスマスの交通機関は普段と全く違う形で運転されます。地下鉄やバスの運行予定には注意を払いましょう!
24日のクリスマスイブは夕方から徐々に減便され、0時ごろには概ね終了します。さらに25日のクリスマス当日は、ヒースロー空港を出入りする一部の交通を除き、地下鉄やバス、ナショナルレールの各線はすべて運休します。タクシーもこの日は追加料金を数ポンド払わねばなりません。
25日はどう過ごす?
25日のクリスマスのロンドン。ぜひ行ってみたいイベントとして「クリスマスのミサ」があります。観光地にもなっているような大きな教会をはじめ、ロンドンには大小さまざまな教会がありますが、どこでも信者向けにクリスマスのお祈りを捧げる場を設けます。ただ、あくまで宗教行事なので信者以外は立ち入り不可という場所もありますが、外部の人でも受け入れてくれる教会は少なくありません。
しかし、クリスマスの日は乗り物が動きません。市内中心部に拠点を構えている人は歩いてあちこちを回れるでしょうが、ちょっと距離があるところに宿をとった人は出歩くのに不便かもしれません。
そんな時、役に立つのは「レンタサイクル」です。ロンドンには街の至る所に貸し出し自転車用の駐輪場があり、旅行者でも簡単に借りられます。
また、予約制のミニキャブを使うという手もあります。タクシーよりも割安なので、宿の人に手伝ってもらいながら手配したり、あるいはスマートフォンのアプリを使って予約することもできますよ。
25日はほとんどの街のレストランやカフェは休業。たまたま開いているお店でも、普段より多めのサービス料の支払いを求められたりします。さらに、ほとんどのスーパー、ショップは休業します。ただ、宗教上の理由で「そもそもクリスマスは関係ない!」という店主が経営する小型のお店「ニュースエージェント」などは店を開けています。
バーゲンの日程はこちら!
クリスマス明けの大イベントといえば、やはり26日ボクシングデーから始まるバーゲンセールです。大手のデパートは例年、開始日をずらしてセールを行うので、26、27日の2日間つづけて街に繰り出さなければなりません。また、いわゆる高級ブランドの各店舗や、アパレル系のお店でもバーゲンが行われます。26日以降の最初の営業日がセール開始日とみれば大丈夫。お買い得品を逃さないように!
●大手デパートのバーゲン開始日
※12月26日(2012年の例)
ハロッズ、セルフリッジ
※12月27日(2012年の例)
ジョン・ルイス(オックスフォード・ストリート)
人混みではスリに注意!
いきなり「楽しみに水を差す」ようですが、クリスマスシーズンは人出が多くなる分どうしてもスリが多くなります。混み合う地下鉄やバーゲン会場に行く際はくれぐれも貴重品の管理には気をつけましょう!
特にクリスマス明けの26日「ボクシングデー」から始まるバーゲンの日は要注意。想像以上の数の人々がデパートや繁華街にあふれ、身動きが取れないほどに混み合うこともあります。
とかくクリスマス前後はお祭り気分でいっぱいのロンドン。楽しいショッピング&町歩きができるといいですね。
以上、ロンドンナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-12-19